QQ イングリッシュの授業ってどうなの?話題のカランメソッドは?

前回の校舎の様子に続いて、今回はQQ イングリッシュでの授業の様子について書いてみたいと思います。

以下は僕の率直な感想ですが、もちろん参加される方のレベルによって感じ方が異なる場合も多いと思いますので、その辺はご了承ください。

授業は1日6時間もしくは8時間。そして2時間無料のグループレッスンも

まず基本的な授業時間。
QQ イングリッシュには基本1日6時間(マンツーマン4時間+グループ2時間)のライトプランと、1日8時間(マンツーマン6時間+グループ2時間)のスタンダードプランの2種類のコースがあります。

僕は1日8時間のスタンダードプランで参加しているのですが、1日8時間だと朝から夕方まで昼食時にちょっと時間があるのを除くとほぼ休憩時間がありません。実はこれが結構しんどい。

こちらで知り合った台湾人とかはそのことを見越して1日6時間のライトプランにしてたりするので。ここは自分のスタイルに合わせて要検討だと思います。昼間にみっちり授業があると、授業の合間に前の授業の内容を見返したりする時間がまったくなく、夜間にまとめて復習しなければなりません。

朝から晩まで英語漬けのあと更に夜は自習で復習する気力があるかよく考えたほうがいいかと(汗)

ちなみにQQ イングリッシュでは上記の他に、夜間に無料のグループレッスンが2時間あります。こちらいずれのプランでも参加可能ですので、昼間に時々休みをはさみながら6時間やって、さらに夜間に2時間(合計8時間)というのもありなんじゃないかと。ライトプランのほうが費用が安いですし。

授業はレベル別にカリキュラムが組まれます

QQ イングリッシュでは入学初日にレベルチェックテストが行われて、その結果に基づいて個々人のレベルが設定されてそれに基づいて基本となるカリキュラムが組まれます。

また、一度決まったカリキュラムの変更にも柔軟に対応可能です。
ちょっと授業を受けてみて簡単すぎる(or難しすぎる)と感じたら、担当の先生にお願いすれば柔軟に対応してくれます。

英語力は生徒ごとに異なるので、もちろん画一的な授業が行われるわけではありません。このへんがマンツーマン授業を主体としたフィリピン語学留学のメリットかと。

授業はすべて英語。日本語を話す先生はたぶんいない

僕があった限り会話が成立するレベルで日本語が話せる先生はいませんでした。
このため、授業はもちろん英語で行われるのですが、基本的な文法の説明がすべて英語で行われるため予めちゃんと準備をしておかないと最初非常に苦労することになります。

たとえばですね
日本語での授業だったら、名詞、動詞、形容詞など文法用語は日本語で説明されますが、これらがすべて英語で説明されるためそれぞれの英語名を知らないとさっぱりわかりません。また、それぞれの役割について英語で理解・説明が必要となるのでこれがきつい。

このため、留学する前の事前準備として各品詞の英語名を覚えておく他、最低限中学校卒業程度の文法は復習しておくのが望ましい、というか必須だと感じました。

ちなみに僕はろくに準備をしないできてしまったため最初の1週間は超苦労しました・・・

個人的には文法専門の日本語ができる先生がいると超嬉しいのですが、まぁ、2週目くらい経って慣れてくると英語で文法の質問もできるようになるので・・・。いや、それでもやっぱり大変(笑)

気に入らない先生がたらどうするの?

QQ イングリッシュでは各科目ごとに担当の先生が設定されて、毎日それぞれの授業を同じ先生が継続して教えてくれます。

それは基本的にはいいことなのですが、中には自分と合わない先生がいるのも事実。

例えば僕は基本的にとても理屈っぽくていつも「なんで?なんで?」と聞いちゃうめんどくさい生徒なのですが、先生によってはこういうのにイライラしてきちゃう人がいるわけです。僕はこういう先生はダメで、昔中国語学校に行っているときには先生と喧嘩になったこともあったり・・・

QQ イングリッシュでもそういう先生はいて喧嘩はしないまでも、明らかに先生がイライラしていることがわかるのはちょろちょろ・・・

で、そんなときは先生の交代を申請可能です。
申請は週に一度(水曜の午後から木曜の終日)可能で、翌週の月曜日から変更となります。すぐ変えられないのは若干不便ですが、月~水まで3日間様子を見てダメだと思ったら木曜日に申請すれば月曜日から変更が反映されるという感じです。

正直、先生のレベルはバラバラです
もちろん自分と合う合わないという話もあるのですが、熱心な先生は予め当日の勉強内容に合わせて資料を準備してくれていたりする半面、イマイチな先生だと授業開始後に前回の資料を見て授業内容を確認していたりということもあるので、気にいあらない or 気合が足りないと思ったらガンガン先生を変更したらいいと思います。

それで結果的にいい先生と出会えたら効果は段違いだと思いますし。
こればっかりは人と人の相性なのでなんとも・・・

話題のカランメソッドってどうなの?

QQ イングリッシュの特徴の一つに、イギリス発の4倍早く英語力が伸びる勉強法カランメソッドがあります。

カランメソッドは、会話をする際に「英語->日本語->英語」という順で聞いた言葉を一旦日本語に翻訳してから考えて改めて英語に翻訳し直して話すという無駄なプロセスを排除し、英語で聞いて英語で考えて英語で答えられる脳を作る勉強法です。

これ一見難しそうに思いますが、実は外国語を話す上で絶対的に必要な能力だと思います。
僕はこれでも一応、中国語が話せるのですが、今は中国語で聞いたらいちいち日本語に翻訳せず中国語のまま理解して会話しています。この能力がないとテンポよく話ができないので会話にはならないんですよね。

で、カランメソッドはこの必須能力を効率良く鍛える勉強法

って、聞いてどんなことやるんだろうと思っていたのですが・・・
超高速で話す先生の言葉を必死に聞き取り、投げかけられた疑問について超高速で答えるという作業を延々と50分続けるという超ハードな内容です。

僕は入学して本格的に授業が始まった初日、最初の授業がカランメソッドだったわけですが、この超ハードな授業のおかげで1日の体力の50%くらいを消耗したと感じたくらいハード(笑)

しかも日本語で考える時間はないので、無我の境地で先生の話す言葉を繰り返し続けるという修行。正直最初の3日間くらいは「いや、これホントに意味あるのか?」と半信半疑だったのですが1週間くらい経過してなれてくると「あれ?僕の口から自然に英語があふれだす?」と、かつて某英語教材が使っていたキャッチフレーズのようになります。

この記事を書いている時点でまだ2週間なので、明確な効果は見極められていないのですが、脳の中に英語モードのスイッチが構築されつつあることは実感できてます。確かにこのまま継続すればかなりいい感じになりそうな予感。

こちらで知り合った友人たちにもカランメソッドは評価が高く、中には1日2時間にしたい!といているツワモノも。

グループレッスンは海外の生徒さんと一緒!

QQ イングリッシュは日系の学校なのでなんだかんだで日本人が多いです。
それはそれで気楽なのですが、折角の機会なので海外の方とも交流したいところ。

そんな要望にぴったりなのがグループレッスン。
毎日2時間あるグループレッスンでは海外の方も一緒に授業を受けるため彼らの話を聞いたり友だちになったりという機会には事欠きません。僕はモンゴル人で会社を数個経営しているという女性と一緒になりましたが、彼らの文化の話などとても興味深かったです。

全部英語とか心配なんだけど実際どうなの?

僕はもともと英語なんてすっかり忘れちゃってため、正直来る前は「全部英語で授業とか大丈夫なのか・・・?」と心ひそかに心配していたのですが来てみたらまぁその辺はなんとかなるもんだなと(笑)

人間、英語しか通じない環境に無理やり放り込まれれば、それはそれでなんとかしようという気概が発揮されます。

たとえば日本にいて英語学校に通っても朝から晩まで英語を話さなければならない環境を作ることは不可能ですし、この環境だからこそ英語力が伸びるというのは否定のしようがない事実だと思います。

ま、僕でも大丈夫だったので大半の人はなんとかなるんじゃないかとw

留学期間はどれくらいがおすすめなの?

まだこちらに来てから3週間なのでなんとも言えませんが。。。
今の正直な感想としては高校卒業以降封じられていた英語の知識の封印が解かれ、英語力が確実にアップしていることを実感しています。

特にヒアリングに関しては毎日8時間延々と英語を聞き続けているだけあり、確実に向上していると思います。

僕はもともとのレベルが低すぎるのでスピーキングに関しては、まだまだ全然ダメなのですが、もうちょっとボキャブラリーが増えてくると大分違うのではないかと今後の自分に期待が持てる感じです。

留学前は1日に8時間も勉強なんてほんとに大丈夫なのか?と思っていたのですが、かつての中学・高校の授業とは異なり非常に楽しく勉強できているので、1日があっという間、気がついたら3週間も過ぎていたという感じです。

こちらに来てから留学期間を延長する方もいるようですが、その気持がわかる。
いろいろ見ているとやはり3ヶ月くらいいるとぜんぜん違うらしいし、実際、こちらで知り合った台湾人の生徒さんたちは2~3ヶ月という長期間で留学に来ています。

一回の留学でガツッと行きたいならやはり3ヶ月でしょうか・・・?

まぁ、なかなかそこまでまとまった時間は取れないでしょうから留学後にスカイプ英会話などでレベル感を維持しつつ、近いうちに再留学というのが現実的なのかも。

ただいずれにしても掛けた時間なりの効果は得られると思います。
現状、僕は自分の脳が英語で考えることに慣れていてきことは実感できています。リスニングでは先生の言うことは概ね理解できるし、この理解の過程において英語でそのまま理解できるようになってきたと思います。

これはカランメソッドによるところも大きいかと
さらにこの習慣にボキャブラリーがついてくると簡単な会話はスムーズにできるようになると思うので、自分でも1ヶ月でそのレベルくらいは期待している感じです。

目標は英語で会話しながら酒が飲めるくらいが第一目標でw

 

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