ターゲットで時間割をどうするか?特徴であるスピーキング&リスニングマスターってどうなの?

語学留学花盛りのフィリピン・セブ等には大小ものすごくたくさんの語学学校があって、聞くところによると何百校もあるとかないとか・・・。

現在留学しているターゲットの周りを歩いただけでも4,5校の看板を見かけるのでホントそこら中に語学学校があるんだと思うのですが、こうなってくると「どこで時間割的な特徴を出していくか?」ってのが重要になってて、各学校で「うちの売りはこれだ!」ってのを全面に出していたりします。

前回行ったQQ Englishではカランメソッド。
で、今来ているターゲットではスピーキング&リスニングマスターが時間割を作る上での独自カリキュラムになっています

そもそも普通の授業自体はそれほど変わらない

こういってはなんですが・・・
たとえば普通のフリートーキングの授業の場合、おそらくどこの学校に行ってもそんなに変わらないと思うんですよ。少なくともQQ Englishとターゲットでそれほど大きな違いはないと感じてます。

それよりも先生との相性のほうが大きいわけで。

それに先生の話を聞いていると、「前は〇〇の学校にいた」とかいう話が普通に出てくるので先生も流動しているためフリートーキングに限って言えばどこの学校に行ってもそれほどレベルの違いはないと考えていいかと思います。

となると・・・
学校の差は独自カリキュラム、そして生活面で決まってくるんじゃないかと。

実際、こちらで知り合った方に学校選びの決め手を聞いてみたところ、ターゲットは食事面で日本人向けとの評価が高かったので、という人が結構いました(笑)

スピーキング&リスニングマスターとは?

で、今回来ているターゲットの特徴はスピーキング&リスニングマスター。
こちら実際にはスピーキングマスターとリスニングマスターという2つのカリキュラムとなっており、それぞれ反復練習によってネイティブの発音を聞き、話す力を伸ばすことを目標としています。

実は僕はネイティブの発音を聞くのが苦手・・・

フィリピン人を始めとするアジア圏の英語は一つ一つの発音が比較的はっきりしているため非常に聞きやすく、大体何を言っているか聞き取れるわけですが、これがイギリス人とかになるともうさっぱり。

よく英語の勉強法とかでCNNを聞くとかありますが、アレも何言ってるかさっぱり分からないわけですよ(T T)

そんな問題を理論的に解説しヒアリング&発音力を伸ばそうというのがスピーキング&リスニングマスターなのです!

ネイティブの発音にはルールがある

ネイティブの発音はなぜ聞きにくいのか?
というと、彼らは非常にめんどくさがりで2つの単語をつなげて読んだり、一部の発音を省略しちゃったりするからです。だから、単語を一つ一つ聞いているとアレレ?ってなっちゃう。

しかし彼らの省略には比較的かんたんなルールがあって、それを体系的に学び、あとはひたすら反復練習することで自分のものにできます。

反復練習はもはや苦行・・・

反復練習で自分のものに・・・
と文章で書くと簡単ですが、これ実際に自分でやろうと思ったらものすごい苦行です。

実際授業でやっている内容は簡単で「これ自分でもできるんじゃね?」といっているクラスメイトもいるのですが、たしかにそのとおりと思う半面、この単純な繰り返しをひたすら自分一人で続けられるのは相当な精神力の持ち主だと思います(笑)

隣に先生がいて叱咤激励しつつ、発音がおかしければ直してくれるというキャッチボールがあってこそ続けられるんじゃないかと。

で、実際のところどうなの?

とりあえず3週間やってみた感想ですが・・・

スピーキングマスターは、ちょっと内容が初級側に寄り過ぎかな~
スピーキングマスターは文法を基礎から復習しながら「フレーズとして」覚えていくという内容なのですが、3週間位だとホント中学1,2年くらいの内容です(ただ、文法を英語で説明・回答するのでこっちのほうが難しい)。

テキストの先の方を見ていくと複雑な文章も勉強するようなのですが、たとえば1ヶ月程度の留学期間だと、文法の基礎知識と比較的簡単な文型までで終わっちゃうのではないかと思います。

こちらで知り合った友人で「中学英語もキレイサッパリ忘れちゃった」という方がいて、こちらの方はスピーキングマスターが気に入ったらしく、1日に2時間スピーキングマスターを取っていると言ってました。ターゲットのウリは「初心者が伸びる語学学校」なので、ほんとに全く話せないところからやりたいって方には刺さる内容なんだと思います。

一方、ある程度話せる状態だとスピーキングマスターの最初の方の授業は結構退屈かも。

逆に時間割作成時に一日2時間くらい使って1ヶ月で最後までやるか、2ヶ月位滞在するならかなり面白いところまでいけるというか、ある程度話せる人は最後の方だけ勉強したほうがいいような気も・・・?

リスニングマスターは、僕的に目からウロコ的な内容
ネイティブの発音ルールを体系的に勉強できるのですが、それを聞きながら何度も反復練習することで自分の発音がだんだんとネイティブっぽくなっていることを実感できます(笑)

英語がうまくなった感あり!

ただしこの反復練習は非常に苦行。
50分の授業の間ひたすら何度も同じ文章を読み続け、先生に発音を修正されるので、かなり体力を消耗します。

ものすごく勉強している感があり、また、効果も実感できるので学校に来て英語を勉強している意味も十二分にありますし、僕のように一人でコツコツ勉強できないタイプの人には非常にいいと思います。

ちなみに、僕はリスニングマスターが気に入り途中から時間割を変更して1日2時間体制にしたため1ヶ月でちょうどぴったり全カリキュラムを終えられそうな感じです。

各授業の良し悪しは各生徒それぞれのレベルにも依る思いますので一概には言えませんが、今後、ターゲットに留学される方は上記2つのカリキュラムを試してみると、新しい発見があるんじゃないかと思います。

 

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