中国深センに自分で会社を作って就労ビザを取得してみた(外国人工作許可書取得まで)

2017年から中国のビザ取得がランク制に変わって取得が難しくなった!
今後、そこそこの人材はじょじょに排除されるなんてあちこちで騒がれてて、香港と中国を行ったり来たりすることでノービザ期間を無限に延長するグレーゾーンで暮らしていた僕も重い腰を上げて中国の就労ビザ取得にトライしてみることにしました。

結論から言うと・・・
いや、ランク制とか大騒ぎするほどのことないじゃん・・・。こんなに簡単ならグズグズ考えてないでさくっと手続きすりゃよかった・・・。

ビザさえゲットしてれば大手を振って商売できるし(笑)
最近注目が集まっている深センなので一つ会社を持っていると便利だし、あとビザをゲットして1年以上経てば中国内でだけ買える高利回りな投資商品とかも自分名義で買えるしね~(と思っていたのですが、外国人が購入するには50万USドル相当の貯金が必要と聞き無念の断念・・・)。

条件さえ揃えばランク制は関係なし

2017年から騒がれていることの一つに中国のビザ取得の条件に様々な評価項目によるランク制が導入されたことが挙げられます。この採点基準が結構厳しくて、僕が素直に計算すると残念なことに「C」ランク・・・、今後、ビザ取得を制限される普通人材になってしまいます(T T)

まぁ、理由は後述するように自分の会社なので税金対策のために給料を最低ラインまで下げていることなのですが、自分の会社でビザを取る場合、給与に対して支払う税金も自分の財布なのでここは譲れません(笑)

なんですが、僕がビザを取得した2018年現在、下記の条件が揃えばこのポイント計算は関係なく「Bランク」の人材としてビザの取得が可能です。この点は事前にビザ取得サポート会社にも確認しているので間違いないかと。

条件は以下の通り

  • 大卒
  • 2年以上の業務経験

いや、香港のビザ取得に比べたらメチャゆるゆるですよ・・・
ランク制でビザ取得が難しくなる!とかいう2017年の大騒ぎは一体何だったのか・・・?

僕も後でわかったのですが、「これまでの入出境履歴がグレーすぎる」と腰が引けていることにはあまり意味がなく、上記の条件がそろうなら早いうちにきれいな体になったほうが良いということです。

僕なんてグレーゾーン入国しすぎてパスポートが追加ページも含めて真っ赤に染まってましたからね・・・。藪蛇を心配していたのですが特に問題ありませんでした。

中国に自分で会社を作る

中国で個人商売をする知り合いの多くは、何らかのつてで知り合った知り合いの会社名義でビザを取得してもらうという方法を使っています。

この方法は余計な手間・費用がかからないので協力してくれる会社があれば非常におすすめですが、少々商売面で制限を受けることと相手方の会社に状況に左右されるのがたまにキズ。

あと、話のネタ的に面白くない(笑)

ってことで今回は中国内に自分で会社を作って、その従業員(今回は会社の代表者ですが)としてビザを取得してみることにしました。話のネタのためにこんなことするアホな人はあまりいないと思いますが、ちゃんと商売もしてますよ。

中国で会社を作るというと何やら難しそうな印象がありますが、僕は中国人の知り合いの名義を借りて中国国内企業として会社を作ってしまったので超簡単でした・・・。

一方、以前は中国で外国人が会社をつくる場合、許認可制であったため色々面倒で上記のように中国人名義で会社を作る人が多かったのですが、現在は手続きが大幅に簡素化され許認可は必要ない届出制となっています。

このため外国人が自分名義で会社を作るのもそれほど難しくありません。
僕は信頼できるパートナーがいるのとこの会社にはお金を残していないので中国人名義でより簡単に済ませていますが、安全面で考えたら自分名義で会社を作ったほうが良いのはいうまでもありません。

僕が今回依頼したローカルのサポート会社の場合、業種ごとに必要となる許認可や免許は別で単純に会社設立だけなら5000元くらいで作ることが可能です。

日系のサポート会社のサイトとか見ると30万円とか書いてあって、そりゃちょっとアレだろと思いますが(汗)

外国人来華工作許可書を取得する

中国にはいわゆる就労ビザというものはなく、大きく分けて「中国で仕事をして収入を得てもいいよ」という意味の外国人来華工作許可と、「中国に住んでもいいよ」という意味の居留許可の2つの許可が必要です。

この内、上記のランク制などでややこしいのが外国人来華工作許可。

外国人来華工作許可書の手続きは電子化されており、中国のどこのエリアでも共通で下記のサイトから行うことが可能です。

まず最初にこちらのサイトへ自分で作った会社の登録を行います。
中国の外国人来華工作許可は外国人の雇用を希望する企業名義で申請する必要があるためで、あくまで申請の主体は個人ではなく企業ということになります。

で、登録完了したら外国人来華工作許可の手続き
ここでは下記の書類が必要となります。

  • 外国人来华工作许可申请表(上記サイト内で作成可能)
  • 申请人体检证明(指定の病院で健康診断を受けて発行してもらう)
  • 聘用合同或任职证明(中国企業での雇用条件などを記載した書類)
  • 申请人护照或国际旅行证件(パスポートのコピー)
  • 工作资历证明(職業経歴証明書)
  • 最高学位(学历)证书或相关批准文书、职业资格证明(大学などの卒業証明書)
  • 官方出具的无犯罪记录证明(犯罪経歴証明書。日本の警察で取得する)

この内、ややこしいのが犯罪経歴証明と大学などの卒業証明。
これらの書類は卒業した大学と日本での居住地の最寄りの警察で取得可能なのですが、取得したあとで日本の外務省と中国領事館で「この書類は本物だよ」という認証を受けなければなりません。

認証は直接外務省と中国大使館のそれぞれで受けなければいけないというめんどくささで、直接それぞれの事務所に行くか代行会社に頼まなければなりません。僕はこの書類がなかなか作れず気がついたら半年くらいたっていたという・・・

特に無犯罪証明書は日本国内の警察で依頼してから発行されるまで10日前後かかる上に本人が直接行って手続きしないといけないため、僕のようにそもそも香港に住んでてたまに日本に帰ったときに手続きするという場面では非常に面倒なことになります。

この場合は、広州の日本領事館でも手続きが行なえます。
ただしこの場合でも本人が直接広州に行かねばならず、また申請から発行まで2ヶ月程度かかるので急ぎの場合は難しいのですが、たぶん広州で依頼したほうが費用が安い。

これらの書類を揃えて上記の外国人来华工作管理系统から申請、特に問題がなければ10営業日前後で外国人来華工作許可書が発行されサイト上で印刷可能となります。

中国の就労ビザ取得で面倒なのはこの工作許可書を取るまで。
よく1,2万円くらいの格安でビザ取得サポートを謳っている業者では、外国人来華工作許可書は現地(中国)の会社で取得して持ってきて下さいと言われますが、面倒なのはこの書類を作るまでなので大事なところが抜けているという・・・

ちなみに香港で就労ビザを取得する際には財産証明やら香港人の雇用計画やらいろいろ難しい条件があるのですが、中国のビザはそのへんはあまり厳しくないのでかなり簡単(外国投資企業として自分名義で会社を作る際には財産証明が必要なはず)

っていうことで、外国人来華工作許可書は取得できました。次の記事では外国人来華工作許可書をもってZビザを取得、居留許可と工作証をゲットするまでを書きたいと思います。

知り合いの会社を紹介可能です

中国のビザ関係は話が錯綜しててややこしいんですよね。
現地に住んでて知り合いがいればサポート会社の評判などもわかるのですが、そうでないとどこに頼んで良いのやら・・・ってなっちゃいますよね~。

以前香港ビザの件を書いたときにも、いい会社を紹介してほしいという問い合わせをたくさん頂いているので中国ビザについても僕が取得を依頼した会社を紹介可能です。

詳しくは下記メールフォームからご連絡下さい

なお、記事内容に関する質問などはメールではなくコメント欄でお願いします。そのほうが知識の蓄積になり他の方の役にも経つという理由ですのでご理解くださいませ。また個別の案件に関する具体的な相談は紹介先とお願いします~

 

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