日本帰国時に便利な中華プリペイドSIMカード「7天富士カード」
海外在住で何が困るって、たまに日本に帰ったときにスマホが使えないのが凄く不便。日本には気軽に買って使えるSIMカードがあまりない上、外国人旅行者向けのSIMも4,000円くらいと結構高いので不便なんですよね・・・。
で、僕は今、月額1,000円くらいの格安SIMを契約して帰国したときだけ使っているのですが、たまにしか使わないので微妙にもったいない。月額1,000円とはいえ3,4ヶ月に1回しか帰国しないとなれば、1回当たりのコストは3~4,000円になるので(T T)
まぁ、契約しっぱなしにしとけば日本に着いたらすぐに使えるし、いちいち買いに行ったり開通手続きをしないで済むので便利なのですが、やっぱりもったいない!
ってことでちょっと釈然としない感じだったですが、最近良い物を見つけたので紹介したいと思います。
中国のプリペイドローミングSIM「7天富士カード」
それがこちら「7天富士カード(7天富士卡)」です。
こちらは中国から日本に旅行に行く必要に中国国内で販売されているローミングSIMカードで、日本では普通にデータ通信用のプリペイドSIMとして利用できます。
利用できるのは、最初に使ったときから7日間。
音声通話は不可でデータ通信は最大で1.8GB利用可能です。
ちなみにカードは普通サイズのみ販売されています。
じゃ、iPhoneで使えないのかというとそんなことはなくて、普通サイズのSIMの中にnanoSIMが切り取れるようになっています。一方、マイクロSIMとして使いたい場合は別途アダプタが必要です。
メリット・格安で使える!
この7天富士カード(7天富士卡)の一番のメリットは安いってことです。
7日間1.8GBの容量が利用可能で定価118元(2,200円くらい)。これでもまぁ安いのですが、実はタオバオで格安販売されてて1枚だいたい80元前後で購入可能です。
いくつか種類がある他、タオバオなのでどこが信用できる会社か分かりづらいのですが、僕はいつも以下のショップで購入しています。
80元というと1,500円くらいですから、この値段で1週間分のデータ通信が確保できると思えば格安です。中国内への配送なら送料も無料。
メリット・開通手続き不要ですぐ使える
さらに良いのが開通手続き不要ってところ。
日本でSIMカードを買うと、なんかいろいろ開通手続きが必要だったりするのですが、こちらの7天富士カード(7天富士卡)はカードを挿して、下記の設定をすればすぐ使えます。契約も何も不要。日数かデータ通信容量を使い切ったらそこで終わりという分かりやすいスタイル。
中国で購入して日本に持っていったら、すぐに使えるので非常に便利。
Androidでの設定方法
カードを挿したら設定→その他→モバイルネットワークと進みます。
で、表示された画面で「データローミング」にチェックを入れます。
7天富士カード(7天富士卡)はあくまで中国のSIMを日本で使うというスタイルなのでローミングをONにしないと使えません。
続いて同じ画面の「アクセスポイント名」をクリックし表示された画面の右上にある「+」をクリック。アクセスポイントの編集画面のAPN欄に「3gnet」と入力して保存します。
モバイルネットワーク設定画面に戻ったら、その下にある「通信事業者」をクリックし、検索された中からSoftbankを選択します。これで設定完了。
プリペイドSIMを利用されたことがある方なら当たり前の設定だけで利用可能です。
iPhoneでの設定方法
iPhoneでも基本は同じです。
設定画面を開きキャリア欄で「SoftBank」が選択されていることを確認します。
もし他社が選択されている場合は、キャリア欄をクリックし、ネットワーク選択画面で自動を一度閉じて表示された一覧からSoftbankを選択しておきます。
設定画面に戻り→さらにモバイルデータ通信と進み、モバイルデータ通信とデータローミングをONにします。
続いてその下にある「モバイルデータ通信ネットワーク」をクリックし、表示された一番上のAPN欄に3gnetを入力します。これで設定完了です。
開通手続きが不要ということは、実は凄いメリットがあるのですが、その件については近いうちに別の記事で書きたいと思います。
メリット・テザリング可能
7天富士カード(7天富士卡)は決められた容量の範囲内ならテザリングの使用も可能です。なので、WiFi経由でPCなどを接続して使うことも可能です。
レンタルモバイルWi-Fiなどを準備する必要がないのが便利。
あ、ちなみにですね。
中国はレンタルWi-Fiも格安です。レンタルなので返送の手続きなどが必要で、そのたびに中国語でのコミュニケーションを求められるのでハードルが高いですが、1日20元くらいでレンタルできるので、これはこれで便利かと。
メリット・FaceBookやTwitterも利用可能
昔の中華ローミングSIMは日本に行っても中国のインターネット規制があり、FaceBookやTwitterが利用できないという問題点もあったのですが、最近は接続先を香港にすることで規制の回避を行っている模様。
ってことで、FaceBookやTwitterも普通に使えます。
最近は中国内でG-Mailへの締め付けがキツイですが、同様に規制はありませんので中華SIMですがインターネットへの規制はないと思って問題無いようです。
デメリット・3G回線のみでLTEは不可
一方でデメリットも
こちらのカード3G回線専用でLTEは使えません。なので回線速度はちょっと遅め。
また香港に接続しているためか実使用感としても、国内の激安SIMを使うより回線速度は遅い気がします。まぁ、ちょっとインターネットで調べ物をしたりメールやLINEなどメッセージをやりとりする分にはまったく問題ないですが。
もっとも動画なんか見たらあっという間に容量が無くなっちゃうので見ないですよね・・・
デメリット・追加チャージ不可(だと思う)
もう一つデメリットは1.8GBの通信料を使い切ったら追加チャージが出来ないことです。(僕が調べた限りでは出来無いっぽいので、出来る方法を知ってる方がいらっしゃいましたら教えてください♪)
日程の問題はあらかじめ必要枚数を買っていけばいいので良いのですが、容量を使い果たしてしまった場合に追加方法がないのはちょっと不便です。
実際に使ってみて、これは良いかも!
ってな感じですが、今回帰国した際に試してみたところGoodです。
表記の通りで特に問題もないですし、回線はLTEが使えないので速いとは言えないですが、まぁ許せる範囲。
使いたいときだけサラッと使えて7日間で1,500円なら激安です。
今回快調だったので、日本で契約しているbiglobeは解約して次からは7天富士カード(7天富士卡)を使い廻すようにしようかなと思ってます。
この記事へのコメント(7件) |コメント入力欄へ
はじめまして。
いつもいろいろな情報を参考にさせていただいています!
先日、一時帰国の際に、富士カードの設定では、とても助かりました。
私もブログを書いているのですが、この記事のリンクを貼らせていただいてもよろしいでしょうか?
よろしくお願いいたします。
http://s.ameblo.jp/mi-ko-nijntje
>mi-ko*さん
mi-ko*さんのブログに行ったらちょうど美味しそうな写真が満載でドキドキでした(笑)
ご紹介いただけるとのこと光栄です!
もちろんオッケーです♪
早速ありがとうございます!
本当にいつも、いろいろ検索をしていると、こちらのブログに行き着くので、とても助かっています。
今後ともよろしくお願いいたします。
次の帰国時に使いたくタオバオで調べたところ、4Gの無制限版も出ているようでこれで試してみます。
こんにちは
今度使用してみようかと思っているのですが、
SMSは可能でしょうか?
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