JRの切符をクレジットカードで買って無料で海外旅行保険をゲットする方法
海外在住で困ることの一つに「医療費が高い」ってのがあります。
日本は医療保険があるおかげでなんだかんだで医療費安いですからね~。まぁ、香港も行列覚悟で公立病院に行けばかなり安いのですが。。。
そんなとき便利なのが海外用の医療保険なんですがコレがかなり高い。
かつて駐在員だった頃は会社が入ってくれてたので気が付きませんでしたが、自分で加入しようと思うと年間に10~15万円くらいかかるんですよね~。超高いじゃん!
それでふと思ったのですが、
クレジットカードに付いてる海外旅行保険でよくね?
ってことですよ。
ほとんどのクレジットカードにはおまけで海外旅行保険が付いてますよね?たとえば僕が入っている楽天カードの場合はこんな保障が付いてる。
(傷害)死亡後遺障害 | 最高2,000万円 |
傷害治療費用 | 最高200万円 |
疾病治療費用 | 最高200万円 |
賠償責任 | 最高2,000万円 |
携行品損害 | 最高20万円(免責金額3,000円) |
救援者費用 | 最高200万円 |
メッチャ充実してるやん(笑)
長期の治療が必要な病気なら日本に帰ればいいわけですし、緊急時の保険としては十分すぎる内容です。これだけの保障が年会費無料のカードで提供されているとはありがたい限り♪
ただし、利用条件あり
クレジットカード超親切だわ~
と油断してはいけません。実はこの保険を適用させるには条件があるのです。楽天カードの規約にはこんなことが書いてあります。
楽天カードは、日本を出国する以前に、公共交通乗用具(*1)または募集型企画旅行(*2)の料金を楽天カードで支払った場合(補償期間/日本を出発してから3ヶ月後の午後12時までの旅行期間)に限り、海外旅行傷害保険が付帯されます。
つまり、日本にいるウチに公共交通機関もしくはツアーの代金を楽天カードで支払っておく必要があるということです。海外在住だとツアー代金は無理なので交通機関ってことになり、普通に考えれば飛行機のチケット代ということになります。
が、実は、電車の切符でもOK。
それも新幹線とかじゃなくて普通のローカル線でOKなんですよ。
僕の場合、埼玉の自宅から香港に来る為には浜松町や東京までJRに乗りますが、この切符をクレジットカードで購入すれば上記の内容の海外旅行保険が無料でゲットできるというわけです。
これは美味しい、使わない手はない!
JRの切符をクレジットカードで購入する
さて、ここで疑問に思うのがJRの切符をクレジットカードで買えるのか?ということです。普段から切符を購入している方はお気づきかと思いますが、普通の自動券売機ではクレジットカードが使えません。
なので普通の券売機で切符を買ってはいけません。
海外に出る際のJRの切符は下記の2つの方法で購入しましょう。
- みどりの窓口で購入する。
- 指定席券売機で購入する
「みどりの窓口」は何も考える必要が無いので便利ですが、わざわざ窓口に並ぶ必要がある上、窓口で「は?」という顔をされるリスクがあり僕のように気が小さい子にはオススメできません。
そこでもう一つの方法。
駅には普通の券売機の他に、こんな感じの指定席券売機があります。
この券売機だとJRのVIEWカードの他に普通のクレジットカードも使えるんですよね~。そして、指定席券売機だけど普通の乗車券のみでも購入可能♪
右下に「乗車券」の文字がありますね。ここを押します。
このあと、行き先の駅を選んだりする画面が出ますが、画面の指示に従って淡々と手続きを進め、最後の支払いの段階になったらクレジットカードを差し込み暗証番号を入力すればOK。
無事に東京行きの切符をゲットしました!
切符の券面にはクレジットカード利用示す「C制」の文字が(笑)
ということで、カードの利用規約が言うところの「日本を出国する以前に、公共交通乗用具(*1)または募集型企画旅行(*2)の料金を楽天カードで支払った場合」を満たすことが出来ました。これで出国から90日間の保険が無料でゲットできます。
さらに携行品損害20万円が美味しい
楽天カードの保障は意外に充実していて、携行品損害も補償してくれる。
これは海外旅行中にカメラ、宝石、衣類などの携行品が盗難、破損、家裁などによって損害を受けたときに1つあたり10万円を限度として、時価または修理費用を保障してくれるというサービスです。
ってことは・・・
海外にいる間に何か壊したら保険で賄えるってことです(笑)
ただし免責額が3,000円設定されているので、実際に必要な費用が3,000円を下回る場合は使えませんが、デジカメやPCを壊した場合に利用すると美味しいです。
ただし保障期間に制限アリ
とっても美味しいクレジットカード付帯保険ですが、一つだけ問題があって保障期間が限られています。僕愛用の楽天カードの場合は出国日から90日間。他のカードも多くは同条件。
なので、3ヶ月に1回は日本に帰らないと保障期間が切れちゃう。
それ以降は無保険ということになってしまいます。
リクルートカードで期間制限を突破する!
そこで利用したいのがリクルートカード。
上記の楽天カードでは、日本を出国する前にカードで旅行代金を支払う必要があるのですが、リクルートカードの場合、現地でカード決済をしてもOK。そして都合の良いことにカード決済をした日から60日間保障されるのです。
つまり、先の90日+60日で最大150日間保証が受けられます。
リクルートカードには、年会費無料のリクルートカードと年会費2,100円のリクルートカードプラスがあるのですが、この方法が使えるのは年会費無料のリクルートカードの方なので注意が必要です。
ってな感じで海外在住でも格安で医療保険がゲット可能です。
いちばん良いのは健康で病院に掛からないことですが、いざというときの為にちょっと工夫しておくと、思わぬ出費をしないで済むのでお試しくださいませ~
この記事へのコメント(4件) |コメント入力欄へ
その自販機、回数券を購入する時にクレジットカードのポイントを稼ぐために使っています。
最初はその自販機の存在に気付かず、クレカでチャージしたSUICAで買っていたのですが、今はANAカードで直接買っています。
こうして貯めたANAマイルの特典航空券で、3月の連休にまた香港に行きます(金価格が上がっているので今回こそ金の売却にチャレンジするかも)
>TKDさん
そういわれてみれば、ポイントをゲットするのにも役にたつんですね!
ちなみに僕はビックカメラのSUICAを使っているのですが、こちらに付いている海外旅行保険はSUICA経由の購入だと適用されないという、だめっぷりなんですよ・・・
指定席券売機で乗車券を買う際、乗車日を指定できます。ということは当日は何かと忙しいので最安区間を事前に買って実際には使わないでリムジンバスなどの他の最適の交通手段で空港まで行くことも可能で便利だと思います。
もちろん買った乗車券を利用して行ってもいいです。
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