香港で日本米を美味しく食べる方法
生活において食はなにより重要だ。
海外生活でまず一番最初にガッカリするのが「米がまずい」ってことだと心から思うわけですが、ここ香港はちょっと例外で、ちょっとしたコツさえ知っていれば日本より美味しいお米がそこそこの値段で食べられます。
さすが香港、素晴らしいよ。
というわけで、香港で日本米を美味しく食べるコツを紹介します。
香港では精米したてのお米が買える
日本人ならイメージ的に「お米は精米したてが美味しい」と知っていると思うのですが、香港では日本を上回る供給体制で精米したての日本米を販売している会社が幾つかあります。
これ、結構凄いことでして供給という面では日本より美味しい状態でお米を買えることになります。美食の街香港万歳!
僕は両方のお米を食べたことありますが、日本に帰ってお米を食べたときにガッカリするくらい美味しいですよ(笑)
もちろんJUSCOやUNYなどのスーパーでも日本米を買うことが出来るのですが、値段はそれほど変わらないですし、精米したてのお米を家まで宅配してくれるってのは便利。香港ヤマトの宅急便なので時間指定も可能だしね~。
水にはちょっとだけこだわる
いくら良いお米が手に入っても、ご飯のもう一つの素材である「水」に気を抜いては元も子もありません。気をつけるべきポイントは2つ。
- 水道水は×。ペットボトルの蒸留水を使う
- 米を最初に洗う水が重要
まずは「水道水は×。ペットボトルの蒸留水を使う」
日本と同等といわれる香港の水道技術ですが、浄水場を出てから蛇口に至るまでの環境が微妙に悪いので、料理に使うのはちょっとアレです。また、一般的に香港の水道水は料理に適さない硬水なので、お米を炊く際にも水道水を使ってはせっかくの素材が台無し。
それじゃ何を使えばいいのかというと、普通にスーパーで売っている蒸留水でOK。
香港では大きく分けて、水源の水を加熱・蒸留してキレイにした蒸留水(ペットボトル入りで安い奴はだいたいこれ、Distilled Waterって書いてあります)と、海外ブランドのミネラルウォーター(エビアンとかクリスタルガイザーとかですね)が販売されていますが、料理に使うなら前者の蒸留水が最適。
安いので気兼ねなく使えますし、何より料理の味に悪影響を及ぼすモノが含まれていないのがGood。逆にミネラルウォーターは高い上にいろんなものが入ってて料理の味に影響するので良くないです
次に「米を最初に洗う水が重要」
日本だとお米を洗う際には水道水ってパターンが多いかと思いますが、特に海外ではこれはいけません。
なぜかというと・・・
お米は最初に洗う際に炊飯時に必要な水をかなり吸水しちゃうからなのです。
普通、お米を炊く前には給水時間を取りますのでここで吸水すると思われがちですが、保管時のお米は乾燥しているため洗米時に最初に使った水を大量に吸水してしまうのだそうです。
つまり、最初に水道水を使うと水道水の味になっちゃう!?
これではせっかく高い日本米を買ったのに台無しというモノなので、最初に洗う際は炊飯時と同じく蒸留水を使用しましょう。
なお、無洗米の場合は1回程度かるくすすぐだけでOK。
普通のお米の場合でも2回目以降は水道水でも問題有りません。
手順にもちょっとしたこだわりを
実はお米を炊くとインスタントラーメン以外に料理が出来ない僕が言うのも何ですが、お米を炊く際には手順をしっかり踏むことでより一層美味しいお米と食べることが出来ます。
コツとしては以下の通り。
- 保管は密閉した容器&冷蔵庫で
- 給水時間は30分程度取ること
- 炊きあがったら一旦かき混ぜて10分程度は蒸らすこと
香港は基本的に暖かいので30分も吸水すればOK。
この吸水はかなり重要で、やるのとやらないのでは炊きあがりの食感が全く違います。
また、蒸らしも大事。
炊きあがったらすぐ食べたい気持ちを抑えて10分だけ待つと、お米の中の水分が落ち着いてグッと美味しくなります。
なんだかんだで1時間くらいは必要になるので面倒な気もしますが、美味しいお米のためには仕方有りません!これらの工夫をすれば外のレストランよりも美味しいお米を自宅で食べることが出来るので良かったら試してみて下さいませ~
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