中国でワクチンを打った際のワクチン接種証明書の取得方法

2022年10月11日より日本帰国時に水際対策が変更され、中国製のシノファーム及びシノバックのワクチンを接種している場合でもPCR検査が免除されることになりましたね~

これでコロナ以降中国などに駐在しててやむなく中国製ワクチンを接種してしまった方でも他のワクチン接種者同様にメリットを享受できるようになりました。

僕も中華ワクチン民なので良かった良かった。

で、日本帰国時もしくは入国時にワクチン接種を条件としている他の国にいく際にメリットを享受するためにはワクチン接種証明書を提示しなければならないわけですが、中国では微信上でワクチン接種証明書が取得可能なのでその方法を紹介しておこうと思います。

まずは中華ワクチンもOKになった記念すべき通達(笑)

で、ワクチン接種証明書の取得方法ですが微信の検索画面を開いて「防疫健康吗国际版」を検索します。

こんな画面が出るので进入をタップします

微信の電話番号で登録するか聞かれるので許可をクリック
この登録に使う電話番号はワクチン接種のときに使った電話番号と同じにしておいたほうが安全(違くてもイケるかもだけど)

赤枠の部分をタップ

「开始认证」をタップ

続いて個人情報を入力する画面になるので

  • 氏名
  • 国籍(非中国国籍を選択)
  • 所属国家(日本)
  • 身分証明書の種類(护照を選択)
  • パスポート番号
  • 生年月日

を入力。
更に下部の「+」マークをクリックしてパスポートの写真をアップロードします。

この内容がかなりシビアで、ワクチンを打った際に登録した内容と完全に一致しないとエラーになります。

氏名が英語か漢字か、氏名の間にスペースがあるかないかなどもチェック対象になっているのでエラーになってしまった場合は、このあたりを調整しつつ何度かトライしてみてください。

ぴったり一致すると個人情報の登録が完了してワクチン接種証明書の取得が可能になります。

赤枠の部分をタップ

正しく登録できていると查询成功になります。
個人情報の登録が失敗しているとここでエラーが出ます。

成功しているなら緑の「查看国际旅行健康证明」をタップ

こんな感じでアプリ上でPCR検査の最新の結果とワクチン接種履歴が閲覧可能になりました。このまま提示してもいいのですが、上部の「点此保存」と書かれた赤枠部分をタップすると印刷用の画像が表示されるので、これをそのまま保存 or 印刷して使ってもいいと思います。

ワクチン接種証明書はこんな感じ
日本政府が求めている下記の条件をすべて満たしているので問題ないんじゃないかと

  • 各国・地域の政府等公的な機関で発行された接種証明書であること
  • 氏名、生年月日、ワクチン名又はメーカー、ワクチン接種日、ワクチン接種回数が(日本語又は英語で)記載されていること
  • ワクチンを3回以上接種していることが分かること

内容に不備があったらどうしたらいいの?

一発で正しい内容が表示されたらラッキーですが、中国は外国人にそんな優しくありません。登録できたように見えても何らかの問題があったりするので注意深く内容を確認しましょう。

ちなみに僕は登録できたものの、当初ワクチン接種履歴が2回分しか表示されませんでした・・・

内容に不備がある場合は、まず個人情報の登録内容を疑う必要があります。この場合は、ワクチンを打った医療機関に出向いて個人情報の登録内容がアカウント内容と完全に一致しているかを再確認します。

僕は確認しても問題なかったのですが、それでも3回目の履歴が出ませんでした。

続いて自分がワクチンを打った地域の卫生健康委员会に電話して表示内容に問題があるので修正して欲しい旨を伝えました。するとここじゃわからんので国の機関に電話しろと言われますが、そちらに電話をかけると地域からデータがアップロードされていないせいだから地域の卫生健康委员会に連絡しろとたらい回しにされます。

実にいつもの中国の役所なんですが埒が明かないので地域の卫生健康委员会にちょっと強めにクレームして、個人情報を伝えた上で内部通達を書いてもらい、エラーの確認を申請してもらいました。

待つこと2日。
やっと正しい履歴が表示されて一件落着。

マジめんどくさいので、皆様は一発で正しい内容が表示されることを祈っております・・・

 

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