香港のボッタクリタクシー
香港のタクシーは比較的まともなのが多いのですが、海外からの出張者や観光客相手に狡猾な手段でボッタクろうとするタクシーもちょこちょこいますので注意が必要です。
コレまでに出会ったボッタクリタクシーはこんなの。
(↑の写真はボッタクリタクシーとは関係有りません)
バゲージの追加料金をごまかす
これはまだカワイイ方ですが・・・
香港のタクシーではトランクに大きな荷物を預けた場合、1個あたりHK$5(50円くらい)の追加料金が掛かります。
ボッタクリタクシー初級ではこの数をごまかします。
1個しか預けて無くても、気がついたら3個とか4個分足されてる。
精算時に何か加算してたら「何で加算しているのか」を確認するのが大事。
有料道路料金をごまかす
香港にはいくつかの有料トンネルがあるのですが、この料金は先に運転手が出して最後の精算時に追加で払う形となります(通過時に払う場合もある)。
で、悪質なタクシーだとコレをごまかします。
通常HK$10くらいで通れる有料道路をHK$40だと言ったりするんですよね。何度か同じ道を走ってて知ってる場合とか、もうね、おまえバカかと。
嘘の情報を流す
これは非常に高度なテクニックですが、こちらが広東語が分からないのを良いことに、無線でなにやら話した後「空港に向かう電車でトラブルが起きてる。間に合わないかもしれないからこのまま空港まで行かないか?」とか言ってきます。
たちの悪いことに、こいつ英語もしゃべれる(笑)
まぁ、2,3人で乗れば空港まで行ってもタクシー代はそれほど高く無いのですが、あとで嘘だったと分かったときの脱力感はスゴイです。あと、情報の真偽を確かめようがないのが上手い。
こいつがボッタクリタクシーだ!
って、じつは、上記のボッタクリ、2つくらい同じ奴にやられたんですよね~
こいつの狡猾なところは観光客や出張者が利用するホテルの前で待ち構えていることで、そのおかげで何度も同じ奴の車に乗っちゃう。僕も3回目ぐらいでようやく顔を覚えたのですが、いつもカオルーンホテルの前をウロウロしてます。
先日、面白い光景を見ました。
カオルーンホテル前のタクシー乗り場で白人のビジネスマンが「このタクシーは嫌だ!」的なことをボーイに行ってるんですよ。で、よく見たら、いつものボッタクリタクシー(笑)
あぁ、やっぱり何度か来てる人は覚えてるのね・・・
ボッタクリタクシーへの対処法
こういったボッタクリタクシーにあったときはどうしたらいいでしょう?
5ドルか10ドルだったらチップだと思って払っちゃうのも手ですが、そうするとますます日本人観光客が舐められるので、ここはしっかり対処したいところです。
対処方法は単純。
「とにかく怒る」これだけ(笑)
英語が話せないとか気にすることありません。日本語でも良いのでとにかく怒りましょう。ほとんどのボッタクリタクシー運転手は「子悪党」なので、相手が強気で出れば「もういい、わかった」的な腰砕け対応になります。
一部、それでも譲らない超悪質なのがいるのですが、そういう場合は車内左側のドアの所に貼ってある「交通訴訟なんちゃら」と書かれた黄色い紙の電話番号を指しながら「これから電話するぞ、いいか?」とせまります。
この電話番号はタクシーの苦情受け付けで、ここに電話されると運転手にとってあまり良くないらしく、この時点で「ごめんなさい」になる運転手もチラホラ。
それでも折れない場合は、上記の番号に実際に電話して、タクシーの番号と状況を伝えることになるのですが、僕はそこまでがんばる運転手と会ったことがないので、このあとどうなるのかは謎です(笑)
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