中華アンドロイド携帯 小米2S(Xiaomi 2S)のレビュー

今日現在、世界最高スペックを争う一角であるSAMSUNG S4がクローバル発売になった4/27。ついに我が家にやってきたのが、S4と互角以上の性能なのにお値段は半額という中華アンドロイド携帯 小米2S(Xiaomi 2S)だ!

この小米(Xiaomi/シャオミー)というメーカーは日本では全く無名ですが、中国では品質が良く高性能、しかしサムソンやAppleと較べると激安ってことで大人気になり、前モデル「小米2」は欲しくても手に入らないという状況だったとか。

そんな小米(Xiaomi/シャオミー)のNewモデルが2S。
時を同じくして発売されたSAMSUNG S4と真っ向勝負を挑むモデルながらお値段はHK$2499(30,000円くらいでしょうか)。しかも、今回のモデルから香港版として香港で正式販売を開始するというので、発売日に申し込んでゲットしてみました!

CPUにクアッドコア1.7GHzのSnapdragon600を搭載し、1280x720のディスプレイ、フルハイビジョン撮影が可能な800万画素(32GBモデルは1300万画素)のカメラするという現時点での最高スペックなスマホの性能や如何に!?

まずは開封の義

注文してから4日、我が家にやってきた小米2S(Xiaomi 2S)。
小米香港は注文してから3日以内に届けると言っているのですが、運送会社が「君の家は遠いからもう1日掛かるよ」と狭い香港ではあり得ないイイワケをしたおかげで4日かかりました。

受け取った瞬間、こりゃ小さいし軽いね、と。
小米というとシンプルでちょっとオシャレな箱のイメージだったのですが違うのか?

と、思ったものの箱を空けたらおなじみ無印良品風の化粧箱が登場。
箱のダンボールも品質の良さげで、造りもしっかりしてる。華強北あたりで売ってる中華コピー携帯とはワケけが違う(ちなみに値段は倍くらいでしょうか)

左側が本体が入っている箱、右上の小さいのは香港用の充電器です。

なんかホントに無印良品っぽい箱w

蓋を開けるとドーンと小米2S(Xiaomi 2S)が登場!
液晶の保護シートに簡単な操作方法が印刷されていますが、中国語なのでよく意味が分からない。まぁ、使い方は分かるので気にしない。

付属品は潔いくらい少ない(笑)
本体に付属しているのはバッテリーとUSBケーブル、それに別箱で香港用のACアダプタという潔さ。もちろん印刷したマニュアルなんてものは無い。

なお、マニュアルは本体内にデータで収納されていますが中国語オンリーなので、こちらもよく分かりません。

電源ケーブルは普通のマイクロUSB

本体を取り出した箱の内部に本体背面カバーの開け方が書いてあります。
背面カバーはプラスチック製なので背面を押してめくれ上がった所をUSBコネクタ部に指を入れて空けるという思い切った方法です。

これ、バッテリーが入ってないときは良いのですがバッテリーが入っているとかなり空けづらいので、頻繁にSIMを差し替える方は注意が必要です。

といっても背面カバーはプラスチック製でカラフルなアフターパーツも販売されているので、壊れたら交換すればOK。

カバーを開けたところ。
内部はシンプルでSIMカードを挿すスロットが1つだけ。

小米2S(Xiaomi 2S)は内蔵メモリのみの仕様で外部SDカードは使えず、また中華携帯ではおなじみのデュアルSIMでも無いんですよね~

使用するSIMはミニSIM。
ぬがぁ、iPhoneと2サイズも違うやんけ~、と、今回は準備よくSIMアダプターを準備しておいたので無問題。

日本からだとDX辺りで100~150円くらいで買えます。

SIMカードを差し込んでバッテリーも装着。
基本セットに付属しているのは2000mAhのものでメーカー公称では待ち受け450時間、ビデオを12時間くらい見られるらしいのですが、さらにオプションで3000mAhのバッテリーも販売するみたいです。

電源を入れてセットアップを開始。
最初の言語選択で中国語と英語しかないのを見て「あ、やっぱり日本語はないのね」と悟りを開く。。。

Wi-Fiなどをセットアップしたらあっという間に使える状態になります。

香港版ということで最初からGoogle Playストアがインストール済。
中国バージョンだとこの辺りを最初に修正しなきゃいけないのですが(中国ではGoogle関連サービスは×なので独自のダウンロードシステムがある)、香港版なら安心。

改めて確認するも日本語は無し。。。
仕方ないので、「MoreLocale2」というソフトを入れて、一部のメニューだけ日本語化しました。

あと、日本語入力システムも入ってないのでおなじみのSimejiをインストール。
これでメニューなどはほとんど英語なものの日本語での入力が可能になるので、メールやWebの閲覧なども基本的には問題有りません。

iPhone5と較べてみよう

我が家のiPhone5とちょっと較べてみましょう。

まず重さ両方ともバッテリーなどを含む使用状態です。
iPhone5はメーカー公称112gに対して114g、小米2Sはメーカー公称ピッタリの145gとかなり優秀ですが30g重いため、やはり持った感じずっしり感があります。

大きさを較べるとこんな感じです。
縦の長さはほぼ一緒、横幅は3mmくらい小米2Sの方が大きく、厚さは小米2Sの方が2mmくらい厚いです。イメージ感としてはちょっとしたiPhoneケースを付けた状態と同じくらいの大きさです。

とりあえず弄ってみた感想

とりあえずちょっとだけ弄ってみた時点での感想。

小米2S、相当コスパが高いです。
クアッドコア1.7GHzのCPUは実機で試した安兎兎ベンチマークでも24000以上の数値をたたき出し、メーカーの言うとおりSAMSUNG S4とほぼ互角の戦い。

アンドロイド機はスクロールでもたつく印象だったのですが、その問題も全く感じられず至って快適。

背面カバーがプラスチックなので高級感はイマイチですが、好きなカラーに交換可能なのも面白いですし、冷静に考えると携帯が高級感あっても別に良いこともないので。。。

1280x720のIPS液晶は高精細で超キレイだし、いやー、これでHK$2499とは中華携帯のコスパには驚かされるばかりですよ。マジで。

一方、いくつか問題点も。
まず、最も大きな問題は4G(LTE)に対応していないってことです。現在、主流の通信方式は高速な4G(LTE)に移行しているわけですが小米2Sは4G(LTE)に対応しておらず、3Gでの接続のみとなっています。

その代わりWi-Fiが超速いのですが、モバイル環境としては残念。

この点について小米のサポートに聞いてみたのですが、今後発売される32GB版でも4G(LTE)への対応予定はないとのことでした。エクスパンシスに32GB版はLTE対応的な表記があったので期待してたのですが残念。

それから全般的に受信感度が悪い気がします。
我が家はもともと3.comの電波が弱いのですが、小米2Sだと頻繁に3Gが切れて2Gになっちゃう。iPhoneでもアンテナが2本立たない感じではあるのですが3G接続は維持できるので。。。

それからなぜかチャイナユニコムのSIMを刺しても香港でローミング接続できないという問題点が・・・。これについては何か原因がありそうなのですが、今のところ治ってないです。

というところですが、まだ到着して1日目なのでこれくらいかな~
もうちょっとじっくり弄ったら続報を書きたいと思います。

 

この記事へのコメント(11件) |コメント入力欄へ

taka さん  2013年12月28日 16:52  返信

日本からXiaominの製品を買うことはできないのでしょうか?
スマホだけではなくスピーカーなども買ってみたいと考えています。
宜しくお願いしますm(._.)m

ina さんからtakaさんへの返信  2013年12月29日 19:00  返信

>takaさん
エクスパンシスは売るの止めちゃったんですね~
小米は直で日本には販売していないので、どこかの代行業者に頼むしかないと思います。

えどぢろ さん  2014年10月 9日 17:27  返信

とても貴重な情報を、いっぱいありがとうございます。

実は、小米4を買いたいのですが、大陸版は例のごとくGoogle Playをいれなきゃいけないという面倒な作業があり、Root化しないと駄目なんていう情報もあって、二の足を踏んでいます。

香港版が発売されそうな情報ってご存じないでしょうか?

小米3でもかなりスペックよさそうなので、妥協しようかなって思っているのと、3のデザインのほうが4よりいいなって思っているので、悩み中です><

豆情報というわけではないですが、上海にいるときに、中国移動のSIMをつかっているのですが、深圳と广州では、ぜったいに移動はやめたほうがいいです!!

バスや地下鉄でも、他の人たち(きっと联通や电信を使っている)の人たちは、溦信やその他インターネットサービスを利用しているようですが、深圳(とくに蛇口あたり)や广州(中心街でも)で、移動の通信はまったくつながらなくなります。

日本のように、ナンバーポータビリティ(でしたっけ?)がないので、電話番号がかわるのが不自由で、なかなか変更できずにいますが、あまりに綱かがらないので、いらいらがつのります。

ina さんからえどぢろさんへの返信  2014年10月16日 01:34  返信

>えどぢろさん
香港のどこかの携帯会社の店頭で広告を見たような気がするのですが、と思って小米の香港サイトを見てみましたが載ってないですね。。。

sonhouhou さんからえどぢろさんへの返信  2014年10月25日 03:42  返信

xiaomi4は今前もって申し込んでもなかなか入手できません。http://m.mi.comを見てごらん!参考になれると思います。

ina さんからsonhouhouさんへの返信  2014年10月26日 21:27  返信

>sonhouhouさん
情報ありがとうございます!
また今回も品薄ですか・・・

satoxler さん  2014年10月27日 18:47  返信

このサイトではどうでしょう。
http://www.mistore.hk/
ケータイではありませんが、私はここでmiPad64GBを買いました。
+HKD30でGooglePlayもインストールしてくれます。
近くのコンビニ受け取りにしたのですが、オンライン注文してから2日で届きました。

ina さんからsatoxlerさんへの返信  2014年10月28日 14:45  返信

>satoxlerさん
情報ありがとうございます!
今見ると普通に買えそうな感じですね~

satoxler さん  2014年10月28日 22:13  返信

ちなみに上記サイトで購入したmiPadはそのままではmorelocale2でも言語の変更ができず、USBデバッグモードでPCに接続しターミナルからpm grantなんたらというコマンドを入力して初めて言語の変更ができるようになりました。もしかしたら小米の携帯電話もそうかもしれません。

ina さんからsatoxlerさんへの返信  2014年11月 2日 21:04  返信

>satoxlerさん
ウチのMotoGも同じ手続きを踏まないと日本語化できませんでした。アンドロイド側の問題なのかなんなのか・・・?

kinnta さん  2017年9月25日 18:06  返信

シャオミーは日本語学科の専攻の学生は出ていけと言った超反日企業だよ。

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