旧正月イベント 花市(フラワーマーケット)

香港では日本でいう12/31-1/1の新年よりも、旧正月(春節)の方が盛り上がります。旧正月シーズンには様々なイベントがあるのですが、今回はその一つで「花市(フラワーマーケット)」の様子を紹介します。

花市(フラワーマーケット)はだいたい旧正月の1週間くらい前から大晦日まで開催される新年に幸福をもたらすとされる甘い香りの花を販売するイベントです。縁起担ぎが好きな香港人らしく、それぞれの花に込められた意味を考えつつ買い物を楽しんでいる模様。

ちなみに主な花の意味はこんな感じ

  • 金柑の木、水仙、ボタン:繁栄
  • 桃:恋愛運UP
  • ミカン:人間関係UP

開催場所・時間は?

花市自体は香港内の各所で行われていますが、観光客的に見応えがある大きな花市は以下の2つ。

  • コーズウェイベイのビクトリアパーク(維多利亞公園)
  • モンコックの花墟公園

開催時期は毎年旧正月の1週間くらい前から旧正月前日までとなっているのですが、旧正月の日程が毎年変わるため、各年度ごとに日程を確認する必要があります。また、開催時間は大雑把な感じで、だいたいお昼くらいから深夜までやっているみたいです(大晦日にあたる日は明け方まで盛り上がっているとか!?)

コーズウェイベイのビクトリアパークの様子(2013)

まずは香港の中心地からも近く交通の便も良いコーズウェイベイのビクトリアパーク。地下鉄銅鑼湾駅もしくはから徒歩5分くらいのところにあり、おそらく一番大きな花市だと思います。

色とりどり、様々な花が販売されています。

胡蝶蘭も日本では考えられない安さ。
鉢に1本だけ植えられているものでHK$50とか。

面白い形で目を引く「ツノナス」
実が寄り添うようにぎゅっと集まる形から子孫繁栄を意味しているとか。

運がぐるぐる回るという意味合いで人気の縁起物「風車」
いろんなデザインの風車が販売されてて面白いです。日本の熊手とか破魔矢のイメージなのでしょうか?

花市という名前ですが花が販売されているのはそのうち半分くらいで、残り半分は食品や雑貨の露店となっています。中でも面白いのが怪しげなコピー(っぽい)商品と流行り物のデフォルメ、政治風刺商品達。

一体誰が作っているのか・・・w

我が埼玉が誇る春日部の英雄「しんちゃん」があられもない姿に(笑)

縦に長くなったiPhone5をもじった、超長いiPhone101
それからスマフォのアイコン型クッションなど、デジモノ好きな香港人の心をくすぐるアイテムがたくさん売られていました。

モンコックの花墟公園の様子(2012)

昨年(2012)に行ったモンコックの花墟公園の写真を発掘したので一緒に掲載しておきますね~。

花墟公園はモンコックの北側にある公園で、電車だと太子駅もしくは旺角東駅から歩いて行くと便利。旺角駅から歩くと少々遠いですが、公園に向かう途中の洗衣街付近でも様々な花が売られているので、散策しながら向かうのも良いかなと。

ビクトリアパーク(維多利亞公園)より少々規模が小さいですが、内容・見応え的にはそれほど変わりないので、便利な方に行けばいいかと思います。

夜に見る花はライトアップされててちょっと雰囲気が違いますね~

なお、写真で見ても分かるかと思いますが花市はとっても混んでます。
これでもかっていうくらい人が集まっていますので、スリに注意して必要以上のものは持っていかないことをオススメします~。

 

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