HongKong Electronics Fair(香港電子産品展) 2013に行ってきたよ
毎年香港で春と秋の2回開催されているらしいアジア最大級のデジモノイベントHongKong Electronics Fair(香港電子産品展)に行ってきました。香港はお隣に世界の工場として有名な深センを抱えるナイスな立地なため、世界各国からバイヤーが訪れる大きなイベントになっています。
いちおうバイヤー向けのイベントなのですが、HKTDCのWebページから会社名入りで事前登録すれば誰でも無料で入場できます。卸売りメインの展示会なので会場で何かを激安でゲットするとかいうのはほとんど期待できませんが、最新?の面白グッズを見ることが出来るので休日の無料イベントとしては面白いのではないかなと(笑)
会場はいつもおなじみワンチャイのコンベンションセンター。
コンベンションセンターのほとんどの展示会場を使って行われるイベントだけあって駅を出たら大混雑。。。しかも、会場が広すぎて一体どこから見たらいいのかサッパリ分からない~
まぁ、別に目的があるわけでもないのでブラブラしましょう。
(なお、会場の入口付近で出展者の一覧になっている冊子を無料で貰えるので、仕事で来られる方はこれをゲットした方が良いかと思います。)
で、入口目の前にあったカーナビメーカー、その名も「SAGA」
なんというか、うん。
どっかで聞いたような名前のパッドメーカー「神行者」
古いネットユーザーなら思わず先行者を思い出してしまう懐かしさw
巨大なゲームパッドみたいなアンドロイド端末や、昔懐かしのラジカセなど、なんか興味を引かれるモノがたくさん有りますね~。
それと会場に日本人の多いこと・・・
そこここから商談をする日本人の声が聞こえてくるのですが、日本で販売している安価なデジモノのほとんどが中国製のことを考えると、それもそうかという感じです。みんなこういう機会に面白いモノを見つけて商品化するんですね~
あ、ちなみにですね、HongKong Electronics Fair(香港電子産品展)は世界のバイヤー相手のイベントなので、会場では概ね英語が通じます。しかし、なぜか僕は常に中国語で話しかけられるという・・・w
今年会場で流行っていたものの一つがHD動画が撮影可能な小型ビデオカメラ。
自転車のヘルメットや体に取り付けてサイクリングやランニングの様子を撮影可能なものでYouTubeやニコ動などと組み合わせると面白そう。
聞いてみたところ卸売価格はUS$40~50くらいが多かったかな~
もう一つアウトドア関連ではポータブルGPSと腕時計GPSが結構たくさん出てました。なかなかクオリティ高そうなGPSが地図無し液晶画面付で卸売価格US$40くらい。もうちょっと買い叩いて日本向けに売ったらそれなりに儲かりそうな気もするけど、AliExpressあたりで買った方が早いか(笑)
カメラと言えばラジコンに小型カメラを装着してWi-Fi経由でスマホで動画を見ながら操作できるラジコンも結構出てました。こちらもだいたいUS$50くらいだった記憶が。。。単なるラジコンではなく、カメラの映像をスマホで見ながら操作できるってのは面白いですね~
日本ではサッパリでしたが海外ではかなり流行ったあの歌を模したぬいぐるみ型スピーカ-。スマホなどと組み合わせて使うブルートゥーススピーカーもかなりの会社が展示していました。
シンプルでカラフルなオシャレ家電のメーカーも。
これは日本でもそれなりに売れそう。
デジモノだけでなく、会場の半分くらいは家電の展示になっています。
日本でもおなじみのジューサーやら炊飯器やら洗濯機などもたくさん展示されています。
その中で見つけたパッドメーカーが、またどこかで見たような・・・
POS PADという名前といいロゴといい。。。
ルンバ型自動掃除マシーンも人気。
こちらのメーカーは自動充電器の搭載のモデルでUS$70くらいって言ってました
なんというか、まだどこかで見たよなw
23インチの一体型PCでUS$350くらいだそうです。
ちょっと欲しかったのがこちらの暖炉。
暖炉と言っても実際に火が燃えるわけではなく、内部にセットされた3Dディスプレイで火がゆらゆらと燃えつつ、下部のヒーターから暖かい風が出るというもの。
見た目に面白いし実用度もそれなりながら、卸売価格はUS$50前後と安い。
仕上げもまずまずだったので日本に持っていったら1万円くらいで十分行けそう?
電動折りたたみ自転車もありましたが、US$4,000くらいとちょっと高い。
センサーで自走しながら背中をマッサージするというマシーン。
実際試してみたけど、全然気持ちよくない上に取引単位はコンテナで、さらに価格はUS$30と高い。スタッフは日本だったら10,000円くらいで売れるから十分な利益が見込めるとか言ってたけど絶対無理だと思う。。。
あと興味を引かれたのがサングラス型のディスプレイ。
サングラスの内部に小型のディスプレイが装備されてて、これを掛けるとまるで巨大なディスプレイで動画を見ているような感覚になります。iPhoneなどの動画も再生可能とか。
値段は性能により様々で安価なものだとUS$50くらいで、高解像度なものだとUS$200くらいだそうです。
最上階にあった中国内地館・・・
どんな怪しい商品が出てくるのかとドキドキしながら行ったのですが、特にこれと行った面白いモノもなく、会場にも人が少なかった。展示会での中国人スタッフのやる気のなさはいつも目を見張るモノがあるので、それを見に行っても良いかもしれませんw
あ、唯一気になったのが右の写真の20インチ ハブモーター搭載のホイール。小径を隠れてパワーアップするのに良いかな?
というわけで、ただままだたくさん写真ははあるのですが、長くなりそうなのでこの辺で。買い物はあまりできないですが一般の人が行っても安価に楽しめると思いますので、次回、秋のの開催時には是非。
次回開催は既に決まってて2013年10月13日~16日までだそうですよ~
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