日本円・香港ドルから中国元への両替レート比較
香港から深センへは電車で約1時間♪
香港より物価が安く、いろいろな遊びや買い物スポットも充実しているのでちょこちょこ遊びに行くと面白いのですが、あちらは通貨が中国元なんですよね~
と、なると両替が必要なわけで、日本円・香港ドルの両方を持っている身としてはどのように両替するのが一番お得なのか考えないわけにはいきません!
まず日本円・香港ドルを持っている場合の両替方法は以下の3つが考えられます。また、両替所を利用する場合は「どこでするか?」によってもレートが異なります。
- 日本円現金を両替所で両替
- 香港ドル現金を両替所で両替
- 中国内のHSBCのATMで元を引き出す
日本円と香港ドル、どちらからの両替がお得か?
まずは両替所に持ち込むなら日本円と香港ドルのどちらがお得か検討します。
こちらはある日の中国(深セン)の両替所でのレートを撮影したものです。
日本円は0.0755元、香港ドルは0.814元となっています。
この日のHSBCの口座内における日本円と香港ドルのレートは0.0991でしたので、上記の日本円レートが非常に悪いことが分かります。
たとえば上記レートで1万円を中国元に両替した場合は7550元となりますが、仮に1万円を香港で一旦香港ドルへ両替し、さらに中国内で元に両替した場合・・・
1万円=9910香港ドル
9910香港ドル=8066元
となりますので、なんと一旦香港ドルを経由した方が圧倒的にレートが良いことになります。普通に考えたら2回分の両替手数料が見込まれるので損しそうな気がするのですが、不思議な物ですね~
結論としては日本円と香港ドルを持っているなら香港ドルを持ってきた方がお得です。
HSBCは直接中国元が下ろせるけれど・・・
香港のHSBCに口座を持っていると中国国内のHSBCのATMで直接中国元を引き出すことができます。それなりに便利だしHSBCならレートも良さそうなので・・・と思ったのですが、これは間違いでした。。。
試しに羅湖(ローフー)の駅で1000元下ろしてみました。
帰ってからレートを確認すると・・・、No~! ATMの手数料がHKD15徴収されてて合計HKD1278.98が引き出されてました。
香港内ならATMの利用手数料は無料なので油断した・・・
合計でレートを計算すると、0.7819となり、窓口での両替と比較して4%もレートが悪いことになります。また、仮に手数料が掛からなかったとしてもレートは0.7880となるのでHSBCのATMレートはけして良いとは言えないようです。
結論としてはどうせ降ろすなら香港内で香港ドルを降ろした方が良いということですね。
現金の両替は2Fの方がレートが良い
上記のことから、中国元への両替の際には香港で香港ドルの現金を調達し、両替所に行った方が良いことが分かりました。
んで、その両替所ですが羅湖(ローフー)の駅にも結構たくさんあります。
3回ほど調査したところ、到着時の出口となっている1Fにある両替所より、出発口となっている2Fにある両替所の方が若干レートが良いようです。
羅湖(ローフー)の駅についたら一旦2Fにあがって両替するのが良いということですね。
偽札に注意・・・
僕は見たこと無いのですが、中国らしいというかなんというか、街の両替商で両替すると偽札が混じっていることがあるという話を聞きました・・・
そんなん注意とか言っても見分けつきません(T T)
そういった意味では銀行のATMから引き出すのは安心度が高いのですが、レートが悪いという二律背反が難しいです(笑)
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