[台湾] 台中にある谷関温泉 谷関大飯店に宿泊した感想

台湾の温泉はなかなか良いという噂を聞いたので、今回の台湾旅行最後の夜は温泉旅館に泊まってみることにしました。

調べたところ、台中にも温泉地があるってことでやってきたのが谷関温泉。

谷関温泉は明治時代に発見されたことから別名「明治温泉」とも呼ばれ、かつては日本の警察の招待所もあったというなかなか歴史ある温泉地。弱アルカリ性炭酸泉の良質な温泉がウリだとか。

谷関温泉への行き方

調べたところ谷関温泉へは「豊原客運 153副」バスの終点にある模様。

このバスは高鉄台中駅が始発ということなので、台中駅から二駅電車に乗って新鳥日駅へ向かい、そこから豊原客運 153副バスに乗ることにしました。

バスに揺られること約2時間。
すっごく遠かったような気がするけど、やっとのことで谷関温泉に到着~

谷関温泉 谷関大飯店

実は今回、事前予約なしで来ちゃいました(笑)
なぜかというと谷関温泉の宿はagodaやエクスペディアなどの宿泊予約サイトでは見つけることができず、宿のホームページの料金は割引がないので、直接行って交渉しちゃおうかな的な・・・

今回は平日宿泊ということで空きがあったというのもあると思うのですが、ホームページに記載されているより安い1,800台湾ドル(5,500円くらい)で2食付きという好条件をゲット♪

ただし、交渉には多少の中国語力が必要かも。

と、記事を書きながら気が付いたのですが、実はagodaで予約可能でした。ホテルの名前が全然違う形で登録されていたので見つからなかっただけという。現地交渉が不安な場合や休日に行く場合はこちらからどうぞ。

で、今回宿泊したのは谷関温泉 谷関大飯店。
谷関温泉バス停のすぐそばにある大きな温泉旅館です。

後述するように谷関温泉は全体的に寂れた温泉地なのですが、恐らくその中では比較的稼働しているホテルだと思います。

ロビーの様子。
こちらには温泉水で入れたコーヒーなどもあるのですが、僕はコーヒーが苦手なので飲んでません。

こちらがお部屋。
ちょっと古いかな~という感じもしますが、特に問題なし。熱海辺りの昔からある温泉旅館を思い浮かべていただければ(笑)

こちらのホテル、一つ問題があってWi-Fiがありません。
今回は旅行者用のプリペイドSIMを購入してきたので僕的には問題ありませんでしたが、ホテルのWi-Fiだよりだと厳しいです。

各部屋には飲泉機があって、いつでも温泉を飲むことが可能。
アメニティは歯ブラシ、ひげそり、クシ、シャンプー、石鹸で最低限の内容。

お風呂にはシャワーの他、ジャグジーがあったのですが、今回は使ってません。

窓からの眺め。
ホテルの目の前を流れる大甲渓の渓谷が一望できるなかなかの絶景。

写真下部に見えるのが露天風呂です。

温泉はどうよ?

台湾の温泉について忘れてはいけないことが一つ。

台湾の温泉は水着着用の混浴です。
わかりやすく言うと「温水プール」みたいな感じです。

なので、もし台湾で温泉に行くことを企画している場合、水着を持参しないと現地で購入することになるので要注意。また、今回泊まった谷関大飯店では、水着だけでなく帽子も必須でした。ただし、帽子は部屋にあるシャワーキャップでOKなので、今回はそれを使いました。

水着着用なのでまず最初に更衣室兼シャワー室に行き水着に着替えます。

そしてこちらが露天風呂~

別角度からもう一枚

平日だからか、元々そういうものなのか分かりませんが、温泉にはお年寄りしかおらず混浴といっても寂しい限り。壁に貼ってあるビキニ大会の写真がもの悲しいです(笑)

温泉自体は、特に特徴はなく、「これ温泉?」という感じ。
日本の温泉のイメージで考えてはいけないのか?

大甲渓の渓谷を一望できるデッキチェアーがあったり、サウナがあったりします。

食事はどうよ?

今回は2食付きってことだったのでホテルで食事します。
込み込みで5,000円ちょっとと激安なので多くは期待してなかったのですが、夕飯はなかなか良かった♪

団体客が多いため、食事はこんな感じのホールで食べます。
別料金ですがとりあえず基本なので、台湾ビールで乾杯。といっても一人だけど。

本来は団体向けに大皿で出している料理を、一人用に取り分けて運んできてくれました。このため、一皿ずつを見ると何となくショボイですが、実際食べてみると味・ボリュームともになかなかGood。

魚とか美味しかった~

朝食はバイキング形式。
だったようなのですが、寝坊して終了間際に行ったらほぼ残飯状態(T T)

朝食は早めに食べた方が良いと思います。

谷関温泉周辺の様子

ホテルの周りや同じく谷関温泉にある他のホテルも探索してみましょう。
といっても、谷関温泉には特に見るような観光地はないのですが・・・。

谷関大飯店の売店では、温泉の必需品である水着や地元の特産品などが販売されています。

実は僕、ここで美味しそうな漬け物などを買ったのですが、汁っけが多かったために飛行機に機内持ち込みできず、空港で廃棄するハメに。重い思いして持って行ったのに~~~。

大甲渓に架かるつり橋。
谷関大飯店の目の前に掛かっているのですが、この橋を渡るとさらに数件の温泉旅館があります。

なかなか雰囲気出てるね~

吊り橋を渡ってすぐのところにある神木谷暇期大飯店と同露天風呂。

さらに階段を上ったところにある明治温泉大飯店。
こちらお客が少ないのか露天風呂の多くはお湯が入っていないようでした。

他に、ちょっと高そうなホテル「恵来谷関温泉会館(バリ ネーチャー スパ ホット スプリング リゾート)」もこの近くにあります。

小さなお寺があったので覗いてみた。
中はキレイに掃除され、お供え物も耐えないようで地元の方が大事にしていることが分かります。

今度はバス通り側に戻ってみました。
こちらは谷関遊客中心。ちょっとした公園がある他は特におもしろそうなものはないかな~。

龍谷大飯店の辺りまで坂を下ってくると、道沿いに商店街があります。
観光客向けの飲食店の他、ドラッグストアーやコンビニなどもあるので、こっちに泊まった方が便利かも。

でも、龍谷大飯店はガラガラ・・・
写真右の奥に見えるのが「統一リゾート 谷関温泉センター(ユニリゾート ククアン)」です。

という感じの谷関温泉。
これといって見所もないのですが、鄙びた静かな温泉地なので1泊くらいのんびり過ごすにはぴったりかもしれません。

僕は旅行最終日にゆっくりして旅の疲れを癒して帰りました(笑)

あ、ちなみに。。。
このあと台中市街へ戻るのですが、帰りのバスが路面が荒れた下り坂を凄い勢いで下るのでメッチャ怖いです。社内でスマホを弄っていたらあまりの振動でセンサーが反応してしまい誤動作するくらい揺れます(怖)

住所 台中市和平区博愛里東関路一段温泉巷6号
電話番号 04-25951355
 

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