[大理] 大理古城から崇聖寺三塔を見て洱海の絶景を楽しむサイクリング

雲南省旅行も今日が実質最終日。
(実際には明日帰るのですが、明日は空港に行って飛行機に乗るだけなので)

運良く最終日に天候に恵まれたのでレンタサイクルを借りて大理古城周辺と洱海あたりをサイクリングすることにしました。

レンタサイクルはどこで借りられるのか?値段は?

大理古城の中にはたくさんレンタサイクル店があります。
なので自分のホテルから近いお店で借りればOK。

ただし置いている自転車の種類や値段は店舗によってまちまちなので、若干の比較検討は必要かと。

僕が借りたお店はレンタル料1日30元。お店の営業終了19時までに戻ればOK。
ただし借りる際にパスポートなど身分証明書をお店に預けるか、500元のデポジットを預けるかのどちらかが必要でした。

僕はこのときあまり現金もって無くて、かといってパスポートを置いていく勇気はなかったので香港IDカードを預けて借りました。

まずは大理古城をブラブラ散歩

昨日も大理古城を徒歩でブラブラ見て回ったのですが、今日は裏道を中心に走ってみたいと思います。

レンタサイクルを借りて大理古城の中心である復興路の方へ。
標高が高いせいなのか青空がものすごく青いです♪

ちょっと裏道に入るとこんな感じ。
お土産店ばかりが並ぶ麗江と比べて実際の生活感を楽しめます。

昨日古城を散歩した時には見なかった北門。
南門の方が賑やかで、この辺はちょっと静かな感じです。

洋人街の近くでなにやら立派な建物を発見。
大理王府と書かれていますね・・・?

気になったので2Fにあがってみたところなんとホテルでした。
ここに泊まったらなんか御大尽な感じですね~

賑やかな復興路や洋人街よりも裏道の方が見所が多い。
この建物良い味出してますね~

214国道で崇聖寺三塔へ

西門を出て目の前を南北に走っているのが214国道。
この路を北に向かうと大理のシンボルともいえる崇聖寺三塔があります。

途中で天然水をボトリングする工場を発見。
このへんは環境が良いので、ここで取水された水なら安心か!?

途中にはこんなおもしろ車両も。
トラクタを改造したトラックと屋根付き3輪バイク。乗ってみたい。

1Km位走ったら崇聖寺三塔文化旅遊区に到着。
前方に見える金色の仏塔が大理のシンボル三塔です。

この崇聖寺は大理国の王室の菩提寺でもあったという由緒正しきお寺。
その後、清の時代に戦火に遭いお寺の大半が消滅、三塔だけが残されていたところを1994年に再建工事が行われ今の姿になりました。

で、整備された観光地は入場料が高い(120元)
入り口付近をうろうろしていると入場券を売りに来るおばさんがたくさんいて、どうやら私から買うと安いと言っている模様。

僕は自転車もあるので、入場しないつもりだったのですがどういうからくりなんだろう?

ちょっと小腹が空いたので駐車場の露天で買い食い。
このフライドピリ辛ポテトが旨いんですよね~

別角度から三塔をもう一枚。
蒼山にかかる雲が凄く近い。

崇聖寺三塔文化旅遊区の向かい側にある謎のオブジェ。
こちら側は洱海まで一面の田園風景。

田園風景と少数民族の村を見る

崇聖寺三塔文化旅遊区を出て再び214国道を北進します。
すると国道の右手に小さな集落が見えてきます。

よし、面白そうなので寄り道だ!

石積みや白壁が良い味出している小さな集落を通り抜けると・・・

田園地帯のど真ん中を走り抜ける農道がありました。
メッチャ気持ちいいコースじゃないか。

蒼山の山並みを眺めながらのんびり走ったり~

しばらく進むとまた小さな集落を発見。

やっぱり中国の田舎に来たらこういう風景を楽しまないとね♪

壁にはなにやら絵が描かれてたりもします。
で、この集落を東側へ抜けると・・・

洱海湖畔で絶景堪能をサイクリング

洱海の湖畔にでた!

洱海は雲南省では2番目に大きい湖で、南北に長くその全長は42kmくらいあります。つまりグルッと1周走ると100Km弱くらい。

大理周辺は全般的に景色が良いのですが、その中でも洱海の眺めは素晴らしいので、天気さえ良ければ是非レンタサイクルで散歩してみてくださいませ。

右は洱海、左は蒼山。
どっちをみても楽しめる

車道時々見える洱海。
いちいち寄り道して景色を眺めたくなるので全然前に進めない(笑)

時々ある↑は灌漑用の水路。
この水路で水を平地の奥まで運び、農業用水として利用しているようです。

走っていると時々、民宿や食堂もあります。
ここまでどうやって来るかという問題はあるものの、ここに泊まったら気持ちいいだろうな~、と。

Ctripやagodaで見ると結構あるな・・・

途中の集落に残されていた旧道の橋。
今は使われていないのですがメッチャカワイイ橋ですね~

路沿いにあったお寺で小休止。
四川省から来たという中国人カップルに話しかけられたのですが、彼らは原チャリに二人乗り。まさかこれで来たわけはないと思うので、どこかで借りられると言うことか?

お寺の中には手作り感あふれる仏像と、良い感じに古ぼけた掛け軸が

そしてまた古い橋を発見。
中国人にはこういう物を保存するという発想があまりないように思うのですが、それぞれキレイに保存されています。

洱海沿いを走れる場所はホント気持ちいいです♪

縦横に張り巡らされた水路をコンコンと水が流れる様子は水路マニア的には堪らないのです。興味のない人には何言ってるか分からないと思うけど(笑)

今回は見た中でもっとも美しい取水塔。
日本にあったらちょっとした観光地になるレベル!

その先はこんな風に水が流れています。

ホントは白族の集落として有名な喜洲まで走ろうと思っていたのですが、あまりの熱さに心が折れました。。。

大理は標高が高いので気温自体はそうでもないのですが、日差しがヤバイくらい強いです。まさかこんなに強いと思わなかったので日焼け対策をしておらず、なんかいろいろヤバイ予感・・・

実際帰ったあと、日に当たった部分は真っ赤になって大変なことになりました(T T)

というわけでもと来た道を大理古城の方へ戻ります。
同じ路なのですが前後で見える景色が違うので、新鮮な感じで楽しめます。

途中の露天で買い食い。
おばちゃんに聞いたら、小魚は洱海で自分が取ってきたものとか。

唐辛子たっぷりでメチャ辛い~

脇道がこれまた中国っぽくて興味をそそられる・・・

最初に洱海に出たところまで戻って来ました。
帰りは大理古城近くまで洱海沿いを走ることにしましょう。

途中にあった公衆便所・・・
仕切りがある小コーナーではなく、これが大コーナー。

扉がない上に屋根もないとは、なんと自由なトイレなのだろうか!

もちろん、トライする気にはならず写真だけ撮って出てきました(笑)

洱海沿いにある無料のハンモック休憩所。

こちら実は近くに売店があって、無料で休憩できる代わりにそこで買い物してねという仕組み。僕はちょうど水が無くなったので補給したのですが、水1本3元でハンモックに寝られるとはメチャサービスイイですね。

再び田園風景の中を走って大理古城へ戻ります。

洱海サイクリングの感想

いや~、天気が良かったのもありますが素晴らしいです!
全体的に景色が素晴らしいのもありますが、中国の景色はやっぱりスケールがデカイ!一人で走りながら終始「いや~、これ気持ちいいわ~」と独り言を繰り返しちゃうレベルです。

次回来る機会があれば自分の自転車を持参して2日くらい掛けてゆっくりと洱海1周とかしたいですね♪

と、途中にも書きましたが天気の良いときの雲南省は日差しが危険です。
サイクリングなどのように長時間外にいる場合はきちんと日焼け止めをしないとエライことになりますので注意してくださいませ~。

 

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