マニアック香港 & 深セン

７日間にわたって雲南省を旅してきましたが、明日は香港に帰ります。
明日の昼前には昆明空港に行かねばならないので、遊べるのは今晩が最後です。

で、いろいろ考えた結果・・・

大理から昆明まで寝台列車に乗ってみることにしましたよ♪
実は僕、日本でも寝台列車には乗ったことがなくて、まさか人生発の寝台列車が中国になるとは思ってもみませんでした(笑）

大理古城から大理駅はかなり離れています。
んで、この区間は路線バスが走っています

以前は大理古城を巡回して大理駅に行くバスがあったようなのですが、現在は廃線になっており古城外側のバス停を利用する必要があります。

バス停の場所は古城の東側を走る大麗一級路の花鳥風月というレストランの近く。
東門を出てすぐの所にあります。

ここからバスに乗って大理駅までは3～40分くらい。

大理駅周辺には何もなかった・・・

大理駅につきましたが、列車の出発時刻まではあと5時間くらいあります。
荷物を持ってうろうろするのも大変だよな～と思っていたら駅の下に手荷物預かり所がありました。10元くらいだったかな。

で、のんびりサウナでも行こうかと思ったら、大理にはサウナなんて無い。。。
それどころか駅の近くには食堂もあまりなくて、あと5時間どうするよと。

結局やることもなくブラブラして、街で適当に夕食を食べて戻って来ました。
大理駅の近くには何もないので、時間に余裕がある場合は大理古城でゆっくりしてから来た方が良いかと思います。

19時頃戻って来たのですが・・・
なんと22時まで駅には入れない(涙）

あと3時間も外に座って過ごすのはちょっと無理だろ、という人のために駅の1階に有料の休憩所があります。↑先ほど荷物を預けたのと同じ場所で休憩も出来ると。

費用は20元だったかな。

中国の寝台列車はこんな感じだ！

22時になると駅が開きます。
入り口で手荷物検査をして中に入ると待合室があるので、乗車時刻までここで待ちます。

待合室には洗面所もあるのでここで歯磨きと洗顔位しておきましょう。

乗車時刻になるとアナウンスがありホームに入ることが出来ます。
逆にいうとアナウンスがあるまでホームには入れないので要注意です。

寝台列車の座席にはいくつか種類があるのですが、大理～昆明を走っている列車では大きく分けて以下の３つが選べます。

• 硬座 64.0元（たぶんベッドじゃない）
• 硬卧 105.5元（安い寝台列車で1ブース6人）
• 软卧 155.5元（高い寝台列車で1ブース4人）

ってな感じ。
今回僕は硬卧を選択したので、写真は硬卧の様子です。

片側3段の6人部屋。
部屋といっても扉が閉まるわけではないので個室じゃないです。

また、男女別では無い上、ブースごとに男女を分けるなどの気遣いもないので普通に男女同室です。

上段のベッドはかなり高いので登るのは大変ですが、反対に下段のベッドだと上の人が降りるときに足を踏まれるリスクがあるので油断できません。

あ、もちろん座席は全て指定席です。
また、硬卧の場合、自分が寝る場所以外にスペースがほとんどありません。このためスーツケースなどの大きな荷物の置き場に困るんじゃないかと。。。僕はリュック一つなので枕代わりにしてましたが。。。

外の廊下には小さな座席もあるので座ったりも出来ます。
また、トイレや洗面設備もあります。

昆明駅に到着～
みんな結構大きな荷物を持ってますが、どこに置いてたんだろうか・・・？

昆明駅には朝5時半頃に到着しますが、飲食店などは営業しているのでゆっくり朝食を食べても良いかもしれません。

また、空港をはじめ市内各所に行くバスも早朝から営業しているので、早朝について行き場がないということはないかと思います。

って感じで昆明空港に戻って、そこから香港へ帰ります。

なお、ご多分に漏れず中国の空港は買い物・食べ物全てが高いので要注意です。
できれば昆明駅周辺で朝食を食べてから空港に来た方が良いかと。またお土産とかも空港はメチャ高いので昆明市内で買ってくる方がお勧めです。