マニアック香港 & 深セン

広州にビッグで有名な遊園地があると聞き、高速鉄道に揺られること1.5時間掛けて広州まで行ってきました。なんでも最近中国の人気ドラマ「爸爸去哪儿」に登場したことで人気爆発しているとかいないとか・・・

その遊園地の名前は「長隆歓楽世界」！
「長隆」の遊園地は、広州と珠海の2カ所にあるのですが、今回行ったのは広州にある長隆歓楽世界。

長隆歓楽世界への行き方

長隆歓楽世界の最寄り駅は広州地下鉄3号線の漢渓長隆駅（汉溪长隆站）。
交通機関は上記の地下鉄かタクシーの2択。タクシーの場合は広州東の市街から50～60元くらいです。

深センや香港から行く場合は、羅湖から高鉄（中国版新幹線ですね）和階号に乗って、広州東駅へ行き、そこでタクシーか広州地下鉄3号線に乗り換えます。

駅から歩いてもすぐなので地下鉄の方が圧倒的に安い（5元/人）です。
また、行きは良いのですが帰りのタクシーは基本メーター使用はしないぼったくりタクシーしかいません。長隆歓楽世界近辺から市街地へタクシーで行こうとすると100元とぼったくり価格を提示されるので要注意。

• 動物園行きのツアーとかもある
• サーカス観覧ツアーもある

長隆歓楽世界周辺のホテル

後で書くとおり、長隆歓楽世界はとても広大な遊園地なので全部遊ぼうと思うと2～3日程度掛かります。なのでホテル宿泊は必須。

選択してしては長隆歓楽世界近くのホテルに泊まるか、広州市街に泊まるかとなるのですが近くに泊まる場合は下記2つのホテルが長隆歓楽世界と提携関係にあり送迎とかあって便利な模様。

• チャイム ロング ホテル (長隆酒店)
• 番禺香江大酒店

一方、長隆歓楽世界の近くには街がないためホテル以外で食事をしようと思うとちょっとキツイ。なので僕は今回、広州市街のホテルに泊まったのですが、行き来がかなり面倒で時間も掛かるのでガッツリ遊ぶなら食事はホテルで取ることにして近所に泊まった方が良いように思います。

ただし、長隆酒店は園内にあって便利な代わりにメッチャ高いですが・・・

入場料がメチャ高い！！

さて、長隆歓楽世界にやってきました。
が。。。入り口でいきなりビックリです。入場料が超高いです・・・。

長隆歓楽世界には大きく分けて、遊園地の長隆歓楽世界、プールの長隆水上楽園、サーカスの長隆国際大馬戦、動物園の長隆野生動物園の4エリアがあるのですが、それぞれ別々に入場料が掛かります

なんとそれぞれ、280元（4,500円）・・・
さらにサーカスの長隆国際大馬戦はもっと高くて普通席で350元（5,600円）、ちょっと良い席を予約すると50～380元追加料金が掛かるという凄まじさ。

組み合わせチケットで割引があるので上手に利用したいところですが、それにしても高い。うっかり親子4人とかで出かけたら入場料だけで5～60,000円くらい掛かる計算になりますよ（怖）

広州の中国人金持ち過ぎだろ・・・

とりあえず切符を買って園内へ。
入場ゲート手前に荷物の預かり所があって便利、また隣にはコインロッカーもあるので邪魔の手荷物はこちらに置いていきましょう。

入場したら園内地図をゲット。
英語版はありますが日本語版はなかった。。。

アトラクションはこんな感じだ！

長隆歓楽世界の一番の目玉はコレ「垂直过山车」
コースの一部が垂直落下になっており、まさに「落ちる」感覚です。

恐らく人気アトラクションだと思うのですが、平日に来たこともあってそれほど混んでないですね。20分待ちくらい。

垂直落下の前に山頂部でこんな風に止まるのが恐怖・・・
なのですが、高さ自体がそれほどではないのであっという間。恐怖を感じる前に垂直部分が終わっちゃうので、スリル度としてはイマイチですね～

続いて「海盗漂流」
丸形ボートに乗って激流の水路を行くアトラクション。

コース上には外の人が自由に水を掛けられる鉄砲のような物があって盛り上がります。びしょ濡れ系のアトラクションなのでカッパ必須。持参しても良いですが園内にて10元で売ってます。

時々やってるサンバのショーが大人気♪

こちらガッカリアトラクションの「森林神庙」
長隆歓楽世界のCM動画ではかなり大冒険な感じで描かれているのですが、実際は建物の中をゆるゆる歩いて行くと機械仕掛けのアトラクションがチョロチョロあるだけという・・・

うん、まぁ、仕掛けは立派なんだけど・・・

またまたコースター「摩托过山车」
こちらはバイクの形をした座席にまたがって、猛スピードでコースを走り抜けるアトラクション。

結構面白いのですがコースが短いのが惜しい。

十环过山车はグルグル回る系のコースター。
僕は1回で気持ち悪くなりましたよ・・・

このほかにも子供が遊ぶためのメリーゴーランドとか小さな遊具とかもあります。
あ、そうそう子供といえば上記で紹介した絶叫マシン系はほどんど慎重140cm以上の制限が付いてます。結構きっちり管理されてて、何度も子供が追い返されていたので子連れの方は要注意です。

園内には食事をする場所もちゃんとあります。値段は高いけど。
写真はハンバーガーとポテト、ドリンクのセットで40元くらいだったかと。

長隆歓楽世界の全体的な感想

高いです（笑）
入場料自体も高いですが、アトラクションもイマイチぱっとしないので余計に高く感じます。今回わざわざ広州までやってきたわけですが、この内容なら深センの東部華僑城に行った方が楽しめると思います。

良かったのが行列対策。
だいたい中国人は割り込み上等なのですが、それを見越してかなりガッチリした柵を用意しているため割り込みがしにくい構造になっています。なので、行列時に割り込みで嫌な思いをする可能性が低くなってます（笑）

あと、人気アトラクションの近くでは行列時にWiFiが使えるようになってるのもGood。

という細かいところが良かったですが全体としてはイマイチかな～
入場料が150元くらいだったら、うん、まぁ、それくらいかなって感じ。