世界最大の屋外大仏「天壇大仏」&宝蓮寺、心経簡林(ハートスートラ)

香港の人気観光スポット、ゴンピン360を登り切ったところにある、屋外大仏「天壇大仏」&宝蓮禅寺、心経簡林(ハートスートラ)。香港でも1,2を争うパワースポット的観光地です。

ゴンピン360(Ngong Ping 360)」に続いて天壇大仏や宝蓮禅寺、心経簡林(ハートスートラ)の様子を書いていきたいと思います。

宝蓮寺(ポーリンジー)

ゴンピン360を之ビリ切ったところにある商店街を抜けると宝蓮禅寺の入口が見えてきます。香港のお寺って歴史有る古い建物とかはあまりなくて、比較的新しい建物が多いような気がするのは気のせいでしょうか?

十二神将の石像がある参道。こちらも新しく整備されたものですね~
ちなみに十二神将とは薬師如来および薬師経を信仰する者を守護するとされる十二体の武神で各神将がそれぞれ7千、総計8万4千の眷属夜叉を率いており、その数は人間の持つ煩悩の数と同じだとか。ってか煩悩多すぎw

参道を抜けると右手の山の上に世界最大の屋外大仏「天壇大仏」が見えます。
って、おいおい、あの階段登るのか・・・(汗)

資料によるとあの階段、270段もあるらしいですよ

大仏は後回しにしてまずは宝蓮寺(ポーリンジー)にお参りしましょう。
天壇大仏の向かい側にある山門を通って奥へ進むと無いやら巨大な香炉のようなものが。

その左手には香港のお寺でおなじみの大きな線香をアレコレする人々。
どうやら皆さん、この付近で線香に火を付けてお参りしている様子ですが、作法がイマイチよくわかりません。

そのままさらに進んでいくと数体の仏像が安置された山門。
この中を通り抜けると本堂が見えてきます。

なんだかにこやかに微笑んでいる仏像。

そしてこちらが宝蓮寺(ポーリンジー)の本堂。
その名も「大雄賽殿」

大雄賽殿の中には3体のド派手の仏像が。こういうのって中国っぽいですね~

天井には立派な龍が描かれていたり、仏像の裏には千手観音がの絵が掛けられていたりもします。

天壇大仏

さて、覚悟を決めて天壇大仏への階段を登りましょうか・・・
階段の入口にはチケット売り場みたいなのがあり、「あれ、有料?」と思いますが、天壇大仏は基本的には無料なのでお金を払う必要はありません。

この窓口で販売されているのは大仏の中にある展示館への入館と軽食(ガイドブックには精進料理との記載もありますが、今回は水とアイスクリームという精進とは関係ない、だがしかし、暑い夏にはピッタリのおまけ付きでしたw)がセットになったチケットです。

内部にある仏舎利(釈迦の遺骨の一部)などが見れたりする上、価格もHK$28程度と安いので購入していくのがオススメです♪

今日は比較的涼しい天気なのですが、夏の階段はしんどい・・・
やっとのことでたどり着いた天壇大仏は仏像の高さ23m(台座を合わせると34m)という巨大なもので、真下から見ると大迫力だ!

まわりにも仏像が並んでいます。

天壇大仏のまわりは展望台としてもGood!
ぐるりと1周回ることが出来るので、ランタオ島の風景を眺めてみるのも楽しいと思います。

大仏内部にある展示館の入場チケットとセットになっていた水とアイス。精進料理じゃなかったのかw

なお、展示館内は基本的に撮影禁止なので写真がありません~
説明書きが中国語と英語なのでよく分かりませんでしたがw、仏画とか書とかいろいろ展示されているほか、仏舎利(釈迦の遺骨)にお参りすることも可能です。

心経簡林(ハートスートラ)

ゴンピン360を登ったところにあるもう一つの観光スポットが「心経簡林(ハートスートラ)」です。

もともとランタオ島は香港の中でももっとも良い気が流れているパワースポット。その中でも宝蓮寺(ポーリンジー)周辺は特に気の流れがよいといわれ、その場所に般若心境を刻んだ木柱を∞の形に並べて建てちゃったのが心経簡林(ハートスートラ)なのです。

全部乗せですねw

宝蓮寺(ポーリンジー)の右手の道をさらに進むと心経簡林(ハートスートラ)へ向かう遊歩道の入口があります。ここから心経簡林(ハートスートラ)までは約2kmくらいのハイキングコースになっており、気持ちいい森の中を歩いて行きます。

途中に売店があるような看板がありますが絶賛閉店中というか、営業している気配がないのであらかじめ水を調達していった方が良いと思います。

で、歩くこと15分強。心経簡林(ハートスートラ)に到着。

心経簡林とは般若心経の小径という意味。
ここには般若心経が刻まれた38本の巨大な木柱が∞の形に並べられており、この間を歩くことで心身が浄化されるとされています。

内部には石を積んだ広場も。
今日は少々天気が悪く展望は残念だったのですが、その代わり霧がかった心経簡林(ハートスートラ)は、なんだか神秘的な雰囲気で、これはこれでアリじゃないかなと。

般若心経は300字足らずの本文に大乗仏教の心髄が説かれているそうで、つまりこの38本の木柱に仏教の神髄が刻まれているということです。まぁ、意味は分からないのですがw

帰りは別コースを歩いて帰ることもできます。
心経簡林(ハートスートラ)でパワーアップ・・・したはず!

住所 Po Lin Monastery, Ngong Ping, Lantau Island
電話番号 2985-5248
営業時間 寶蓮寺:10:00-18:00/大仏:10:00-17:30 
 

この記事へのコメント(2件) |コメント入力欄へ

SHINYA さん  2014年11月29日 10:49  返信

1週間前に、観光で香港に5日ほど滞在しました。香港在住の友人に「騙されたと思って、行ってみて!」と言われ、あまり期待していませんでしたが、5日間の中で一番よかった!
特に「ハートスートラ」は、わたしは、少しへそ曲がりのため、「パワースポット」や「癒し」などほとんど信じていませんが、そんな、不感症なわたしでも、この「ハートスートラ」は凄く、印象深かった。
へそ曲がりな為、あまり観光客に来てほくしないが、次回香港行くときは、また行きます。
(わたしもただの観光客ですが…。)

ina さんからSHINYAさんへの返信  2014年11月30日 23:26  返信

>SHINYAさん
僕もあまり、そういうの信じない方なのですが、あそこは良かったですね~
香港でも人気の観光スポットなのも頷けます!

コメント入力フォーム

この記事に関する感想や追加・訂正情報などお気軽にカキコしてくださいませ♪ なお、頂戴したコメントは管理人の確認の後で公開されますので、ご了承ください


(スタイル用のHTMLタグを使えます)