土瓜湾 鴻福海鮮四季火鍋でアワビの踊り焼き
香港に炭火でアワビの踊り焼を楽しめる店があるという話を聞き連れてきていただいたのが、土瓜湾にある鴻福海鮮四季火鍋というお店。
土瓜湾辺りは香港の中心地と違って「昔の香港」的な雰囲気が多数残されており、古い建物やドローカルな食堂などがたくさん有るエリアなのですが、鴻福海鮮四季火鍋はその街のさらに奥地に入ったところにあります。
一人で入ったら無事に済まなそうな薄暗い路地。
そこを50m程進んだ奥にひっそりと明かりを灯しているのが鴻福海鮮四季火鍋。
こんな店来る人いるのか？
と、疑問を抱かずにいられませんが、openrice(香港の食べログ的なサイト)での評価も圧倒的、かつては日本人向けのフリーペーパー「コンシェルジュ」でも取り上げられたことがある有名店なのだそう。
入口の雰囲気に負けずドローカルな店内
内装をキレイにしようという空気が一切無い潔さ。そして猫が余り物を貰いに来たりする大らかさ（笑）
メニューは大きく分けて「鍋」と「炭火焼き」の2種類。
ある程度人数がいれば両方頼むことも可能で、他テーブルの香港人は二つの七輪を机に載せて両方一緒に楽しんでいました。
今回の目的はアワビの踊り焼きなので炭火焼きをセレクト。
注文はテーブルでも可能ですが漢字のメニューを見てもなんだか分からないので、水槽を見ながら注文します。なんか巨大な貝とか居るんですが、七輪で焼いて食べられるのか？
ちなみに店員は英語が通じませんが広東語でグイグイ押してきます（笑）
アワビを発見（時価で今回は大HK$35,小HK$25）
この値段ならなかなか安いので、もちろん大を選択。
それから店員が強引に進めてくれた大きなハマグリみたいなの：HK$28
なんか生きたカエルとかも居るんですよ・・・。
これどうやって食べるんだ？まさか丸焼きでは・・・？たぶん鍋に使うのだと思うのですが恐ろしくて聞けないので（聞いたら注文させられそうｗ）、今回はスルー。
テーブルに帰ってしばらく待つと炭火の入った七輪が登場！
とても暑い香港でわざわざ炭火に当たりながらビールを飲む。これがイイのだ！
そしてまずはアワビを乗せる・・・
火にあぶられたアワビが「踊る」様子は少々残酷な気もしますが、生きたままを焼いて食べるのはこれ以上新鮮なものは無いので美味しいに違いない！
そして、実際美味かった～
店員のおばちゃんに半ば強引に注文させられた蝦。
熱々で剥くのは大変なのですが食べると美味しい（笑）
肉も注文可能です。
手前が牛タン、奥が「午餐肉」という謎の食べ物。店員曰く「日本人はこれをみんな食べてる」とのことなので牛肉かと思ったら全然違ったという（笑）
隣のテーブルの人たちがサイコロ肉を食べてたので同じものを注文。
こちらの名前は「牛肉粒：HK$88」。結構高い割にはそれほど美味しい肉ではないので、ここは肉よりも海鮮がオススメだと思います。
今回は二人で結構ビールも飲んでHK$800くらい。
あの小汚い店内からすると結構高い気もしますが、炭火でじわじわ焼く楽しさと、あとはやっぱり海鮮が美味しいので納得のお店でした～
| 住所 | 土瓜灣落山道86號 |
|---|---|
| 電話番号 | 2365-0112 |
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